2013年11月28日(ODO:182,814km)で行ったメーター内のバルブ交換の際、お遊び要素としてメーターパネルに無限のインレタを貼り付けた。
貼った当時はそれなりに雰囲気は良かったのだが。
ところがこのインレタ、糊が劣化していたらしく次第に空気が入り込んでしまい、ボコボコに膨れて見た目が悪くなったことから、剥がすことになった。
インレタ本体は剥がせたものの、糊がメーターパネルに残ったままになってしまい、シール剥がし剤とブレーキクリーナーで拭いていたら、パネル表面の塗装を剥がしてしまうという、とんでもないミスをやってしまった。
塗装がハゲてしまった、スピードメーターパネル。厚塗りが施されていたようで、ザラザラな触り心地になった。
厚塗り塗装は、光を漏らさないようにするためらしい。塗装がハゲたことで、オレンジ色の光が漏れている。
壊したことを悔やむくらいなら、さっさと修理手段を考えたほうがいい。新品のメーターパネルは単体では存在しない。そこで解体車のスピードメーターを入手し、パネルだけ移植することにした。
移植作業
解体車のスピードメーターパネルがドナーとなることから、まずはパネル単体まで分解する。とても柔らかいプラスチックなので、指針を外すシーンでは相当の緊張を強いられた。
視認部分には傷はなく、これでOK。指紋を付けないよう、慎重な取り扱いを続ける。
レシピエントとなるスピードメーター。指針のゼロ位置を確認するため、ストッパーよりマイナス側まで回転させている。この位置から、指針を取り外す。二度目の取り外しでも、やはり緊張する。
指針を取り外す寸前。ドナーとなるメーターパネルも、この方法で指針を取り外した。パネルを傷つけないように、適当なボール紙でガード。柔らかいプラスチックで割れるのを防ぐため、パネルと同じ高さの治具を用意した。治具といっても、適当なダンボール二枚、intel/ソフマップの販促品だったりするのだが。

左:指針の取り外しにはRCカー用の曲線バサミを使用。テコの原理で、捻るときに力を入れやすい。
右:バイザー(フレーム)の割れが発覚、ついでにこれも移植。
全ての移植準備が整い、一旦休憩中。ここから組み立て作業が始まる。分解よりも組み立てのほうがラクだった。
サクサクと作業が進み、パネルの移植そのものは完了。スッキリとした塗装面に戻って、緊張続きの作業が報われた瞬間。割れていたバイザー(フレーム)も移植して、メーター部一式を一気に組み立てていく。
ドナーとなったメーター部一式も同時に組み立てて、全ての作業が完了。あとは車体に取り付けて、スピードメーターが正しく動くかを確認するだけとなった。
〆
車体に取り付け後、さっそく試運転…20km/hで走っていると、メーター上は30km/hとなっていることから、10km/h近くズレていることが判明。そのまま街中を走り回って、動作チェック…とりあえずは動いている。
指針のズレを調整するために、空き地へ出向いて5速2,000rpmを維持し、60km/hを指すように指針をメーター軸に差し込む。次に5速のまま3,000rpmまで加速し、今度は90km/hを指すかをチェックして、大雑把かつ大胆な校正作業を終える。(エンジン回転数と各ギアポジションの速度関係
へ。)
平成18年12月31日以前製造の車の場合、メーターの表示が40km/hのときに、30.9km/h~44.4km/hとなっていればOKなので、これで大丈夫だろう。
2014年10月31日追記
この修理は、実質失敗だった。車が動き出してから指針が上昇し始め(通常ならタイヤの回転と同時に上昇)、車体の振動に合わせて、古いバスのように針がプルプル、ピョンピョンと動いてしまう。
一定速度で巡航中、速度を微調整しても指針は全く動かず、路面の振動を拾ってから、ようやく正しい速度を示す。指針の無理な脱着で、駆動ローターにダメージを与えてしまったようだ。
分解調査の結果、パネルだけでなく、ローターを含めてメーター装置そのものがとても脆く、簡単に壊れてしまう。メーター装置への改造等を含め、よほどのことがなければ触らないほうがいい。後日スピードメーター一式を交換
し、問題は全て解決した。
走行距離:190,222km