少し昔なら、10年100,000kmで寿命、もしくは廃車とされていたが、今ではそんなことはないようだ。今回の車検までに、150,000kmを達成するという目標をクリア。細かい不具合は確実に増えているが、まだまだ現役で走れる状態を維持している。150,000kmを一つの区切りとして考え、今後も走り続けること前提に、故障防止としていくつかの部品を交換した。
| 1. | 36531-P2T-003 | センサー,O2(純正互換品) | 9,980円 | 1個 |
| 2. | 30102-P72-006 | キャップASSY. | 1,880円 | 1個 |
| 3. | 30103-P73-003 | ヘッドASSY.,ローター | 2,130円 | 1個 |
| 4. | 01464-S03-Z00 | ホースセット,R.フロントブレーキ | 3,990円 | 1個 |
| 5. | 01465-S03-Z00 | ホースセット,L.フロントブレーキ | 3,990円 | 1個 |
| 6. | 01466-S03-Z00 | ホースセット,R.リヤーブレーキ | 2,530円 | 1個 |
| 7. | 01468-S03-Z00 | ホースセット,L.リヤーブレーキ | 2,530円 | 1個 |
| 8. | 72350-S03-003 | ウェザーストリップ,L.フロントドアー | 5,500円 | 1個 |
| 9. | 72365-S03-G01 | サブシール,L.フロントドアー | 2,710円 | 1個 |
交換部品について
1. センサー,O2(純正互換品)
排ガス中の酸素を検知する、O2センサーのこと。O2センサーは常に高温にさらされ、排ガス、カーボン、オイル等により経年劣化していく。完全にダメになると、エンジンチェックランプが点灯し、燃料制御がうまくいかなくなり不完全燃焼に陥る。前兆を見つけるのが難しく、突然故障されても困る。13年150,000kmを超えて、もう十分に使い込んでいる。定価は2万円を超えるようだが、1万円以下で売られていた純正互換品を使用。
▲製造元はDENSO。補修向けの汎用品。ネジの焼き付きを防止するカッパーグリス付き。
2. キャップASSY. / 3. ヘッドASSY.,ローター
デスビキャップとローターのこと。ディストリビューター内にある、接点部分の劣化を考えて交換。いつの間にかデスビキャップに大きなヒビが入っており、どこかのタイミングで交換しないと…と思っていた。過去の記録を参照すると、分解歴はあっても交換歴はない。状態が気になるところ。
▲部屋内だとやたら大きく感じる。デスビキャップにはゴムパッキンが付属している。
4. 5. ホースセット,R L.フロントブレーキ / 6. 7. ホースセット,R L.リアブレーキ
ブレーキホースのこと。素材はゴム製で、経年劣化は避けられない。過去の記録によると、一度も交換していない。命に関わる部分であり、消耗品と考えて定期的に交換してもいいようだ。
社外品の、ステンメッシュブレーキホースへの交換は考えなかった。交換したところで、パスカルの原理により純正品と比べても性能が向上するわけではない。どうしても柔軟性に欠けるので、足回りを派手に動かした際、折損等のダメージを負う可能性が上がってしまうのも難点。絶対的な信頼性が重視される部分であり、今まで不具合が無かった以上、純正品で十分。
▲ぐにゃりと曲がっているのがブレーキホース。この交換が後で変化をもたらすことに。
8. ウェザーストリップ,L.フロントドアー / 9. サブシール,L.フロントドアー
ドアとボディの隙間をシールする、ゴム製のパッキン。去年の暮れ、鍵を車内に閉じ込めてしまい、隙間から針金を突っ込んで鍵を開けようとして、大きな穴が…。穴はゴムテープで簡易的に塞いでいたものの、あまり効果は無かったようで、雨漏りや洗車での水漏れが度々発生。これは経年劣化ではなく、自分のミスによる単純な損傷によるもの。
▲一年に渡って大穴を開けたまま放置。
作業見学
交換されたブレーキホース。同時にブレーキフルードも全量交換となった。取り外されたブレーキホースをチェックしてみたが、カシメ部からのフルード漏れやホース本体の損傷は見当たらなかった。街乗りからサーキットと走る舞台を選ばず、13年150,000kmの走行においてトラブルは一度も起きていない。このことから、純正品は十分な耐久力と性能を持っていることが分かる。
旧O2センサーのネジは予想通り焼き付いており、メカニックさんも一苦労だった様子。取り外したO2センサーは、余ったカッパーグリスと共に予備として保管する。きれいになったセンサー機能をちゃんと活かすために、後日ECUのリセットを行う。
デスビキャップとローターが新品になった。ヒビや汚れでボロボロな雰囲気が一変した。これら二つ買っても高い部品ではないことから、さっさと交換しておくべきだった。
部品調査
取り付ける前の新品デスビキャップ。接点部分はきれいな半月型で、変形等も見当たらない。
旧デスビキャップはこんな状態。白い粉を吹いており、長年の使用で変形までしていた。
最初はきれいだったデスビローターも、長年使い込んでいくと…。
ここまでボロボロになる。接点部分は焼け焦げていて、テスターを当てると無限オームが目立つ(つまり、電気が流れない)。ピンポイントで導通状態になる部分があったが、その数少ない導通部分で点火していたらしい。
取り外されたO2センサーは、カーボンで真っ黒かと思っていたら、白く変色していた。理論空燃比を正しく制御していると完全燃焼に近くなり、排ガス温度は高く、カーボンの量は減ることになる。この白くなったO2センサーの状態から察すると、エンジンの燃焼状態は良好というところか。あくまで憶測だけど。
6回目(13年目)の車検のまとめ
「車検」はあくまで法に準拠しているかチェックする検査。このシビックRに、怪しいモノは装備していない。純正プラスアルファの状態だから、落ちることはまず無い。前回の車検から二年間の使用で不調を感じたり、経年劣化の修繕がメインで、実質、集中整備といったところか。
今回の車検整備で、四本のブレーキホースを交換した。ブレーキのフィーリングが激変して、最初は本当に戸惑った。交差点で止まろうとして、普段と同じ感覚でブレーキペダルを踏むと、ズルズルと進んでしまい、止まらない…!と非常に慌てた。落ち着いてブレーキを強く踏むと、フロントノーズを派手にダイブさせて、急ブレーキとなった。これが本当のブレーキフィーリングらしい。ブレーキペダルの踏力で、減速力を自在にコントロールできるようになっていた。ここまで激変するということは、経年劣化でホースが硬くなっていたり、内部で詰まり等があったのだろうか。
デスビキャップとローターを交換したことで、街中での発進がラクになった。ゴロゴロいいながらモタつく加速をしていたが、しっかりと点火するようになったのか、かなりスムーズな加速に変化した。アイドリング時の排気音もゴロロッ…ボロロッ…と不連続だったのが、ボー…ッというリズミカルで連続的な音に変化していた。
これらは新車から一度も交換していなかったことから、ちょうど良かったのかもしれない。ブレーキフィーリング、エンジンの点火状況等は近々サーキットに行って、もう少し調べてみることにしよう。以上で、車検は無事終了。
走行距離:151,279km
デスビキャップ/ローター次回交換予定:2015年12月
ブレーキホース次回交換予定:2015年12月
└これら二つは、2015/12/02 216,406kmで交換済み![]()
O2センサーは、2022/12/04 359,005kmで交換済み![]()