まずは使用後の感想から。ヨコハマのADVAN FLEVA V701に履き替えたのが、2017年7月16日、250,311kmlinkのときだった。

街乗りでは不安なく使えて、ちょっとしたワインディングもスイスイと走れる。長らくグリップ重視のタイヤを履き続けてきたことで、低燃費タイヤは頼りないものと思い込んでいたが、それは取り越し苦労でしかなかった。

低燃費タイヤ特有の転がり抵抗の低さは、公道における下り坂でのスピードコントロールが、若干シビアになることが分かった。ちょっとした下り坂ですら、スルスルとスピードが上がっていく。エンジンブレーキを使う場面では、積極的にギアを落としていくような運転になる。一段落としただけではスピードが抑制できず、もう一段落とすシーンもあった。

これらは決して悪いことではない。意識してスピードをコントロールすることはメリハリのある運転であり、安全と無事な帰還に繋がってくるからだ。

高速道路の下り勾配

下り勾配では、アクセルを閉じている時間が増えることになる。特に高速道路上での長距離走行においては燃費を大きく向上させることができるようになり、21.9km/Lという過去最高の燃費linkを出すことができた。エアコンを使い、腰痛防止で小休止を繰り返しての結果なので、記録はまだ伸びる要素がある。しかも55,000km弱を使って溝はまだ残っていることから、寿命性能も極めて優れている。

溝は残っているが…

フロントタイヤの摩耗状況

フロントタイヤの摩耗状況。雨で分かりづらいものの、まだ溝は残っていたが、早めの交換となった。

装着から30,000kmを経過したあたりから、それまで静かだった車内環境が急に騒がしくなった。トレッド面が摩耗してから性格が激変し、最初は騒音の正体がつかめなかった。騒音はハブベアリングの異音とそっくりで、まさかハブベアリングの消耗か?と調査を繰り返したほど。

酷道走行の傷

酷道や険道といった悪路を走り回るためか、このような損傷が側面に入っていたりする。他の部位ではスローパンクチャーに見舞われており、半月に一回のペースで空気を再補充し続けている。摩耗よりも他のダメージが多い。

長く走り込んだことで、耳障りな車内騒音を発し、さまざまなダメージを負ったタイヤになっていた。これから雨シーズンを迎えることになり、安全を考えれば摩耗限界まで走り続けるわけにはいかない。ちょうど新型コロナウイルス感染症緊急経済対策として10万円が給付されることになり、早めの交換となった。

14年ぶりのBS Playzに

今回の低燃費タイヤはブリヂストン(BS)Playz PXII外部リンク:ブリヂストンを選んだ。転がり抵抗係数:A、ウェットグリップ性能:aという等級はADVAN FLEVA V701と同じ。疲れにくさをアピールしており、一日1,000kmペースのドライブにおける、身体の疲労低減が期待できる。さらに雨天走行での性能も重視していることから、毎日の足車としても安全確保に役立ちそうだ。

Playzを使うのは、実は二回目。かつて乗っていたDC2インテRで、一時期使っていたことがある。A-TECH ファイナルスピード・イレーザー(16インチ)にPlayzを組み合わせていて、その異様な静けさに非常に驚いたもの。このときの印象から、遠い将来はPlayzシリーズを使うことになるだろうと考えていて、14年が経過。そのタイミングがいよいよやってきた。

製造は2020年20週目

製造は2020年の20週…となれば、作業日の週に製造されたことになり、工場製造から出荷、装着まで殆ど間を置かずに進んできたようで、まさに出来立てホヤホヤのタイヤとなった。ちなみにセリアルナンバー付近には製造工場を示すコードが刻印されており、『EL』はブリヂストンの彦根工場を示す。日本国内生産。

Playz PXIIのトレッドパターン

久しぶりの回転方向がないタイプ。バランスウェイトはリムに引っ掛ける旧来方式を採った。Playzに限らず、15インチで偏平率が55ではリムガードがない場合が殆どで、側面がスッキリとした印象になる。

店舗を出る際のクラッチミートの瞬間から、走り出しが軽いことに気づく。直線における細かい修正舵が減り、カーブでも舵角を一定に保ったまま走り抜けられるが、どれも新品タイヤでは体感できる変化だ。慣らし運転が終わって長距離を走ってみると、疲れやストレスの低減を実感することができた。link

ADVAN FLEVA V701は55,000km弱、側面の損傷やスローパンクチャーが無ければ60,000kmは使うことができたと思われる。このことから、Playz PXIIでも最低50,000kmは持ってほしいところだ。

先に書いたように、タイヤ交換費用は新型コロナウイルス感染症緊急経済対策の給付金を使った。よって、価格交渉は全く行うことなく、店舗側の言い値に任せていた。経済対策資金だけに、ケチることはしないのがスジだろう。

走行距離:304,916km

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