2014年5月に、ダンロップ DIREZZA ZII STAR SPECを装着linkした。1年8ヶ月、28,377kmを走り、最低走行値となる1年半、24,000kmを上回って交換に至った。このタイヤで何回かサーキットを走ったが、スポーツ走行で一度熱を入れた後、再びスポーツ走行を行うと、明らかにグリップ力が低下しているのが実感できた。スポーツ走行の視点では『一発屋』で、グッドイヤーEAGLE RS SPORTを含めたこの傾向は、住友系タイヤの特徴に思える。新品当時のグリップ力は高い。その後、熱の入りを繰り返し、また摩耗していくにつれて、グリップ力が落ちていくことがハッキリ分かる。ブリヂストンのタイヤなら、何度も熱を入れようが摩耗しようが粘ろうとすることから、やはりメーカーの違いだろう。

摩耗状況

写真は運転席側のフロントタイヤ。あと2mmほど残しているが、ローテーションの都合上、フロントタイヤよりリアタイヤの方が減っていた。住宅周辺の路面状況は極めて悪く、鋭利な小石が刺さることは当たり前。ネジや釘が落ちていることは珍しくなく、トレッド面のあちこちに突き刺さっている。摩耗して薄くなっているところに、これ以上異物を踏めばパンクを引き起こす可能性があった。この先長距離走行が何度か予定されており、雨の降らない乾燥したシーズンが終わろうとしていることから、安全を確保する意味でも早めの交換となった。

アドレナリンラッシュ!

今回はブリヂストン POTENZA Adrenalin RE003をチョイスした。製造から18年、ボディの進化は止まっているのに、タイヤのグリップ力は製造当初とは比べ物にならないほど向上しているだろう。これだけ年数の差が大きくなってしまうと、足回りやボディへの負担が無視できなくなる。同時に、高いグリップ力は無茶な運転をカバーできてしまい、これもストレスになってしまう。ボディがヘタっても交換するわけにはいかず、代替の利かないボディを守るためには、グリップ力を程よく留めて日々の劣化を少しでも抑えるしかない。

ポテンザ アドレナリン RE003

久しぶりのブリヂストンタイヤ。しかも回転方向がないタイプなので、回転方向指定タイプに比べて癖がつきにくく、バランスよく使うことができる。海外産という事前情報は正しく、タイ王国製だった。1504という数字から、2015年4週目…1月末の製造らしく一年モノとなり、明らかにこのサイズは出荷されていないことが分かる。

明るいところで改めてチェックすると、まずバランスウェイトの少なさに気づいた。バランスウェイトを貼っている位置は今までと近いところだが、量は大きく減っている。しっかりした製造は、ブリヂストンならではか。トレッド面の設定から、ハンドリングが軽快になって運転がラクになった。急な車線変更等で車体を揺するようなシーンでも、舵を追加で当てればそのとおりに動くので、スポーティータイヤの位置づけながらもグリップ力は高いことを実感した。公道での常識的な走行シーンにおいては、何ら不都合は無さそう。

この先、サーキットでのスポーツ走行の頻度がさらに落ちるようなら、いよいよエコタイヤが視野に入ってくる。ハイグリップタイヤとはまた違った性格となり、2年、30,000kmは頑張って欲しいところだ。

タイヤの溝が浅くなり、スリップサインが出るかどうかという状態は、ハイドロプレーニング現象の原因にも繋がる。近年は突発的な大雨が発生し、普段の雨では何も起きない路面に深い水溜りができてしまうこともしばし見られ、ハイドロプレーニング現象を起こしてしまうと、成り行きに任せるしか方法はなく、起こさないことが最大の対策となる。そういった面もあって、スリップサインが出る前に交換を心掛けている。何かが起きてからでは遅く、何も起こさないための早めの行動が安全に繋がっていく。

走行距離:218,403km

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