フロントバルクヘッドは場所柄、雨水や粉塵が直撃しやすい部分で、それだけ錆びやすいが、製造から17年が経過した現在、目に見える酷い錆は発生していない。これは常に走行風による換気が行われること、潮風を食らう沿岸地帯には住んでいないこと、塩分を浴びればその日中に洗浄することを心がけていることが関係しているようだ。それでも多少なり錆が始まっていることから、手の届く範囲で防錆塗装を施すことになった。

フロントバンパー脱着

まずはフロントバンパーを取り外すlink。脱着手順を完全に覚えてしまい、既に見慣れた光景になっているのが少々アレ。次に左右のスティフナー(黄矢印)と、赤枠で囲ったバンパービームも外す。

バンパービームも脱着

これでフロントバルクヘッド部分の状況が見えてくる。バンパービームとバルクヘッドが接する部分(赤丸)は錆が発生しており、センターステー部分の根本(水色丸)も錆で茶色に変色している。

バルクヘッドセンターステー

センターステー部分の根本を拡大。沿岸地域や積雪地帯での使用が多いと、この部分の錆が酷くなる傾向がある。錆による変色は始まっているので、ワイヤーブラシで磨き、鋼板を整えておく。

サビキラー塗布

研磨、脱脂を終えて、下塗りをスタート。錆に対する耐久力を確保するため、左右のパネルセットとロアクロスメンバーセット全体に、当サイトでは毎度お馴染みのサビキラーをどんどん塗っていく。金色の塗膜が十分に厚くなれば、下塗りは完成。次回はボディカラーでの上塗りを行い、仕上げとなる。

ケレン→下塗り(防錆)→上塗りという、いつもと同じ防錆塗装作業の前編。写真は撮らなかったが、バルクヘッドと接していたバンパービーム側の防錆塗装も行っている。次回は上塗りとなるが、バルクヘッドは複雑な形状をしていることから、マスキングのセッティングには意外と時間がかかると思われる。それを含めて、塗装作業は自らの手できれいになっていく様子がしっかり見れることが面白く、明らかに巨大プラモの作成感覚で作業に臨んでいる。

走行距離:204,114km

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