2022年6月にフロントバンパーの修復を依頼linkしてから、1年が経過。一方がキレイになると、対になる部分もキレイにしたくなるわけで、今回はリアバンパーの修復を依頼することになった。まずは現状把握。

リアバンパーの傷その1

遠目ではコンディションはそこまで悪くはないように見えるが。

リアバンパーの傷その2

脱着してそこらに投げておくとか、風で転がっていくという、毎度お馴染みの不適切な取り扱いで、細かい傷があちこちに入っており、黒い下地が見えてきたらタッチペイントでカバーすることを繰り返していた。

場所柄、トランクへの荷物を出し入れする際に、ぶつけてしまうことが多い。荷物がヒットして傷になった部分もある。

若気の至りで

今は昔。リアバンパーには、ステッカーを貼っていた時代があった。

リアバンパーのステッカー

最も目立つのが『VTEC inside』、左側にはショップのエンブレムステッカーとGPsportsの『運も実力!!』なるステッカー。テールゲートにはA'PEXiのステッカーもある。長らく貼り付けていたが、ある日もういいやーと剥がしていった。

各ステッカーは高圧洗浄機に耐えられるくらい、強力に貼りついていた。そこでスクレーパとマイナスドライバーを使用して剥がしたことで、無数の擦り傷が入ることになり、先述した傷だらけという理由にも繋がってくる。

それ以上に厄介だったのが、塗装の色褪せでステッカーの痕跡が浮かび上がったこと。

色褪せでステッカーの痕跡が

明るさとコントラストを調整して、痕跡を強調してみた。太陽光が強くなる夏場になると、このような痕跡が肉眼でも見えるようになる。

退色が目立たない銀色とはいえ、ステッカーの痕跡が見えてくるとなれば、塗装面の劣化は想定以上に進んでいるだろう。今回はリアバンパーに範囲を留めつつも、傷の修復と再塗装でリフレッシュさせて、過去の行いを清算していくことにした。

ついでにリアパフォーマンスロッドも

リアバンパーを外すと見えてくるのが、リアパフォーマンスロッド。EK系シビックにおいては、タイプRだけに装備されている補強部品だ。

リアパフォーマンスロッド

現在装着中のリアパフォーマンスロッドは2本目。製造工場で装着された1本目は、パイプ内部からの錆が広がり始めており、在庫処理も兼ねて2019年4月に交換した。防錆を兼ねてマットブラックで塗装していたが。

リアパフォーマンスロッドの錆その1

溶接部分の防錆が甘かったか。4年が経過する中で、少しずつ錆が浮き始めていた。

リアパフォーマンスロッドの錆その2

パイプ内部の錆止め塗装が剥がれ始めている。

リアバンパーを外して塗装するのだから、この機会を存分に活かして、リアパフォーマンスロッドの錆落としと再塗装も同時に依頼した。単純に塗るのではなく、車体から取り外して下地を整えて錆止めを行い、中塗りとクリア塗装を行うという、外装と同じような仕上がりにしてもらう。塗膜を厚くすることで、少しでも錆びにくくするのが狙い。

作業は神奈川県横須賀市にある有限会社横須賀板金(ヨコバン)外部リンク:有限会社横須賀板金(ヨコバン)へ依頼している。

複数の作業依頼につき

今回のメイン作業は、実は錆びたフロアパネルの修復linkだ。よってリアバンパーは付帯作業扱いだったのか、ヨコバン側から提供された作業中の写真は、殆どがフロアパネルの修復に集中しており、リアバンパーの修復写真は僅かだった。

リフト上のEK9

リアバンパーとリアパフォーマンスロッドが外され、塗装ブースに回されている。

塗装ブース内で研磨中

その塗装ブース内では、リアバンパーが分解され作業中。塗装の剥離、傷のパテ埋めと研磨、再塗装から仕上げが行われていく。

塗装待ち

パテによる傷の修復が終わり、再塗装待ち。

修理完了

傷が修復され、再塗装されたリアバンパーは見違えるほど美しくなっていた。

リアバンパーを遠目から

肉眼では、修理前とは艶が明らかに異なっていることが分かる。再塗装したことで、ステッカーの痕跡が完全に無くなり、汚い印象を払拭することができた。

傷もなし

トランクにモノを載せる際に傷つけてしまった部分もこのとおり。ささくれが多かった縁部分まで修復されており、整った姿に戻った。いつかは再び傷が入るだろうが、なるべく注意して扱いたい。

続いて、リアバンパーを外して内部のリアパフォーマンスロッドをチェックする。せっかく元に戻ったリアバンパーをいきなり傷つけないよう、ブランケットを敷いた車内に仮置き。

黒塗装のリアパフォーマンスロッド

事前打ち合わせでは、ボディカラーと同じシルバー(NH583M)での塗装を指定して了承されていたが、実際はこのようにブラックで再塗装されていた。指定とは異なる仕上げであり、典型的なヒューマンエラーだろう。クレームを入れようかと思ったが、普段は見えない部分であり、本質は防錆力の強化なのでこのまま使う。

リアパフォーマンスロッド右側

溶接部分は錆びやすいが、このように厚い塗膜なら耐久性は上がるだろうか。

リアパフォーマンスロッド左側

マフラーでガードされていない分、ダメージを受けやすい左側。錆に対する調査対象部分として、経過観察を続けることになった。

リアバンパーが修復され、長らく気になっていた部分が無くなって気分的にもスッキリ。ボディへのステッカー類の貼り付けは、剥がしてからが面倒だということを知る。その場のノリと勢いで貼るとしても、超長期に渡って乗り続けるとなれば、よく考えてから行動する必要がある。

振り返ってみれば、中古車として入手したときから細かい傷が多く、そこから不適切な取り扱いを繰り返してきたことで、どうしてもボロボロな印象を抱きやすかった。それが傷の修復と再塗装を経て、美しい姿を取り戻すことができた。今後は丁寧に扱うことにする。

リアパフォーマンスロッドの塗装では、指定していた色とは異なるカラーに塗られてしまうというオチ。先述したように、本質は防錆力の強化なので、色違いについては割り切る。新品のリアパフォーマンスロッドが手配できれば、そちらを使って塗装すると言われていたが、実際は現物を修理している点から、もう新品は出ないのだろう。

修理明細書をよく見ると、リアバンパーとリアバンパースポイラー、そしてリアパフォーマンスロッドが一緒くたになってカウントされていた。リアバンパーを構成する部品の一つとしての扱いだったのだろうか。

走行距離:364,709km

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