ブリヂストン(BS)Playz PXIIは2020年5月に装着link、それから2年4ヶ月、距離にして50,385kmを使用した。

Playz PXIIがウリにしている『細かい修正舵の減少』『ふらつきが抑えられて疲労低減』といった長所はすぐに実感できて、東京青森間の700kmや東京愛媛間の1,100kmを一日で走っても、まだかなりの余裕が残っている。ちょっと元気に走る場面…例えばワインディングロード。こういった道では不満を抱くかもしれないという先入観があったが、こちらも常識的かつ丁寧な運転であれば、しっかりと走れることが分かった。

フロントタイヤの摩耗状況

前回のレポートでは最低50,000kmは持ってほしいと書いており、なんとか目標達成。スリップサインが出るまで1mmほどで、使おうと思えばまだ使えるが、制動距離の増加やウェット路面への弱さが出てくる以上、ギリギリまで頑張ってもロクなことはない。

トレッド面の損傷

ネジや金属片の破片が刺さっていることは毎度のこと。他に損傷はないかと探してみると、何かを踏んだのか、トレッド面が裂けている部分を発見。

以上のタイヤの状況から、ここで交換するのが吉と判断。これまで走行パターンから、長距離走行に強く、遊びにも使えるタイヤとなれば、次も同じPlayz PXIIをチョイスしようと早いうちから決まるのだが。

オンライン専用タイヤってなに

ブリヂストンのPlayz PXII公式Webサイト外部リンク:ブリヂストンを参照すると、いきなり気になる画像が掲載されていることに気づく。

オンライン販売専用

オンライン専用商品とのこと。調べてみると、コクピット・タイヤ館といったメーカー直系のショップのオンラインストアから注文し、同時に作業も予約。当日は実店舗へ向かう…という流れになっているようだ。

直系店舗だと価格面で不利と思い込みがあり、しかし使いたいタイヤなので仕方ないと割り切ろうと思っていた。見積もりが自動的に作成され、4本のタイヤ価格と交換工賃を併せた価格は70,048円(2022年10月上旬予約時点)と表示されていた。

タイヤ館での交換見積もり

1本あたり、工賃を含めて17,512円。2020年5月に交換した時は、馴染みのガソリンスタンドで交換しており、総費用は83,424円だった。この時点で13,376円も安く、直系ショップのほうが大幅に費用を抑えられることが分かった。先の思い込みはなんだったのかと、このまま作業予約も入れる。

ホイールも同時交換

今回はホイールも交換することになった。まずは輸送シーンから。

ホイール輸送中

次のホイールは丸裸で渡されるのかと思ったら、ホイール専用の段ボール箱に収められていた。リアシートを倒した部分に一箱、トランク部分にもう一箱。中身はもちろんLaLa Palm CUPではなく。

極上純正ホイール

純正ホイールだ。新車から数万キロしか使われず、その後2022年7月まで眠り続けていた極上もの。後にタイヤ交換を実施した店員も「こんなキレイなホイールは見たことがない」「もし下取りに出すと凄い値段になる」と驚いていたほど。

もともとは『BRZで快適生活(旧EK9で快適生活)外部リンク:BRZで快適生活』の管理者様が保管し続けていたもの。現在使用中の純正ホイールが傷だらけになったという当blogの記事を読んで、リフレッシュの案があれば声を掛けてくれと言われ、即「譲ってください!」と返事した。

当初は宅配便による輸送を計画していたが、タイヤ交換は先の話。ここでも長距離走行に強いPlayz PXIIを活かすことになり、挨拶とお礼のために自走にて受け取りに行く。

このときの出来事が、BRZで快適生活内に掲載されている5年ぶりのEK9(前編)外部リンク:BRZで快適生活5年ぶりのEK9(後編)外部リンク:BRZで快適生活の記事に繋がっている。

ホイール内側の状況

事前に洗浄を行っていただいたことで、初めて見る純正ホイールの内側の塗装状況。表面の厚みのある塗装と違い、殆ど塗装されていないことが分かった。すぐにブレーキダスト由来の着色が進み、アルミ地が見えるのは今だけだろう。

製造元はエンケイ

EK9純正ホイールの製造元はエンケイ株式会社外部リンク:エンケイ株式会社であることは有名な話。サーキットや酷道、林道といった走るステージを問わずヘビーデューティーに使えることが、純正ホイールに拘り続ける直接要因となっている。

ホイールの輸送その1

ホイールの輸送その2

あとは車内に載せておき、タイヤ館に向かうだけ。

月まではPlayz PXIIで

予約したタイヤ館での作業は、メーカー直系ショップだけあって非常に早かった。受け付けから交換、再び車が戻ってくるまで30分も掛かっていない。

新品タイヤの溝

先に掲載している摩耗したトレッド面と比べると、新品タイヤの溝の具合がよく分かる。

タイヤのセリアルナンバーを読む

今回のタイヤの製造年月は2022年第7週となっていて、2月の製造で在庫期間は8ヶ月ほどになる。引き続き彦根工場の国産品だった。

明るい足元

店員も驚いていた極上ホイールと組み合わさったところ。スポーク面の傷が殆どなく、ホイール内側もアルミ地が光っているため、足回りが明るい印象になった。

引き続きPlayz PXIIを使うことになり、想定寿命は50,000kmと仮定する。運用終了目標としている月(=384,400km)までは、バースト等の重大なトラブルが起きなければ、寿命範囲内で到着することができる。実質、運用最後のタイヤ交換となり、そして極上コンディションのホイールでゴールを目指すことになった。

使い慣れたPlayz PXIIを再び選んだことで、運転感覚は大きく変わることなく、普段と同じように走り出すことになった。皮むきを兼ねた慣らしが終わったら、すぐに長距離ドライブが計画されている。長距離に強いタイヤの特性をさっそく活かすことになりそうだ。

意外な発見だったのが、タイヤ館での支払い額の安さ。メーカー直系はなにかと高いという思い込みはどこから発生したかは不明だが、70,000円に端数が僅かに出るような価格で助かった。原油価格高騰や輸送コストの上昇による値上げがあっても、やはり15インチタイヤは財布に非常に優しい。なお、エアバルブ交換工賃と廃タイヤ処分料は別計算となる。

あまりにもキレイなホイールなので、なるべくいい状態を保ちたい。タイヤローテーションのときには内側を軽く洗浄する、スポークは常に拭いておくといった新たな維持管理方法を考えることになった。ナット穴やバルブ穴周辺は特に汚れが積もりやすいので、この部分の対処も慎重に考えておこう。

走行距離:355,301km

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