2020年4月。301,034kmで、5回目のスパークプラグ交換
を行った。それから2年3ヶ月で、規定交換距離に設定している50,000kmを走行。月(384,400km)到着前の、最後のスパークプラグとなった。
長らくNGKのイリジウムMAXを使い続けてきたが、今回は純正スパークプラグを選ぶことにした。B16Bエンジンは高出力化対策として、熱価7番白金プラグが採用されている。
画像はCIVIC TYPE R 1997.8(FACT BOOK)のB16B 98 spec.Rの高出力・高回転化技術のポイント
より引用。
1990年代後半登場の旧い車ながら、現代では主流になっている白金仕様のスパークプラグが既に選ばれていた。高出力化対策だけでなく、低燃費と排ガス性能の良さも併せ持っている。…と、本来の仕様に戻す以上に、現在の価格や流通状況、プラグの仕様を見てみたかったという興味のほうが強かったりするが。
純正スパークプラグを購入
B16B用の純正スパークプラグは現在も供給されており、問題なく購入することができる。購入した純正スパークプラグの部品番号を見ると、パーツリスト上の部品番号から若干の変更があったことも分かった。
| 14. | 98079-571BH |
プラグ,スパーク(PFR7G-11S) | 6,600円@1,650円 | 4個 |
購入してまず気づいたことは、NGKイリジウムMAXより1,000円以上高かった点。Web通販であれば、NGKイリジウムMAXは4本セットで5,000円程度で購入できるが、純正スパークプラグでは6,600円と段違いの価格。こればかりは仕方がない。
純正スパークプラグの外装。箱全体にスパークプラグのイラストが大きく描かれ、HONDA GENUINE PARTSの文字は相対的に小さくなっている。箱の蓋部分にホンダの部品番号…98079-571BH、NGKの品番…PFR7G-11Sが記載されている。
中心電極は白金(プラチナ)合金。見慣れたイリジウムMAXの中心電極に比べれば若干太くなっているが、それでも1mm以下しかない。
接地電極側にも白金合金が埋め込まれ、これで寿命目安は100,000kmになっている。
絶縁体部分にはPFR7G-11Sが表記されている。
ブランド名のNGKとRが表記。「R」とはタイプRのRacingではなく、Resistor(レジスター)、点火ノイズ抑制用の抵抗体が内蔵されていることを示している。
以上、純正スパークプラグをじっくりと見終えた。次は300,000kmから350,000kmまで使用したスパークプラグを取り外し、エンジン内部のコンディションを調べてみる。
使い終えたスパークプラグをチェック
シリンダーの配列と番号は、写真上に記載した数字のとおりとする。
各シリンダーに装着されていたスパークプラグを並べ、燃焼状態に差がないかチェックしていく。相変わらず焼け気味の状態だが、それぞれに著しい差はなさそう。ネジ部に付着しているオイルの多さが気になる。
コロナ禍で運用パターンが大きく変わり、これまでの毎日運転から数日おきの運転、ちょい乗りが主体になる。エンジンにとっては非常に過酷な動作環境になってしまい、まずネジ座外周部にカーボンが大量に付着。プラグホールから見えるピストンの頭頂部に至ってはカーボンに覆われ、アルミ地の銀色が見えなくなっていた。
4本の純正スパークプラグを確実にセットしたら、エンジンを始動。軽く吹かして異常が無ければ、外していた他の部品を元通りに装着して、作業は完了となる。
〆
外したスパークプラグのネジ座外周部、プラグホールから見えるピストン頭頂部それぞれのカーボン付着具合から、エンジンのコンディションを維持するために、何かしらの工夫をしなければならないと感じた。
月面到着(=384,400km)まで残り34,400km。なるべく運転時間を長く確保し、適度に負荷を掛けておく。こうすることでエンジンのコンディションを保ちつつ、総走行距離を積み重ねることができて、不調知らずでゴールすることができるかもしれない。
走行距離:350,000km
スパークプラグ次回交換距離:月面到着後の交換計画は無し