2014年12月の法定12ヶ月点検link(走行距離:199,006km)では、全てのサスアームを交換した。無限(M-TEC)の強化ブッシュをセットしているのが特徴だったが、納期の関係でリアサスのロアアームだけが後日発送になってしまった。作業に間に合わせるため、百式自動車の強化ブッシュ組み込み済みのロアアームを別途購入し、現在まで装着し続けていた。

リアサスのロアアーム

リアバンパー側から覗き込むと、リアサスのロアアームはすぐに見える。社外品の強化ブッシュの寿命、耐久性を追跡調査することになり、交換から今日までの運用で、どのような状態に変化しているのだろうか。今の見た目では、ゴムブッシュを包む鉄製のカラーが錆びて茶色くなっており、防錆能力は全く期待できないことを掴めた。

無限の強化ブッシュ

後日発送されてきたロアアーム。確かに無限のブッシュが組み込まれており、ブッシュ表面をよく見ると部品番号がモールドされており、52365-XH3-0000となっていた。無限の部品番号から、S0N0と思われる。

パーツリストその4
27.  90173-SR3-003  ボルト,ロアーアーム 10X80  906円@453円  2個
38.  90002-S10-000  ボルト,フランジ 10MM  290円@145円  2個
41.  90173-ST7-Z01  ボルト,ロアアーム 10X89  864円@432円  2個

ロアアームの脱着に伴い、サビとオーバートルクによる損傷を見越して、ボルトやナットは全て交換する。ダメージとストレスが溜まったボルトは、前触れなしに突然折れることがあり、安全のための費用と考えれば高くはない。

強化ブッシュの劣化具合は

百式自動車製の強化ブッシュ組み込み済みサスアームは、2014年12月から今日まで3年10ヶ月、距離にして77,225km使ってきた。5,000km毎のタイヤローテーションの際、必ずシリコンスプレー/ラバープロテクタントを塗布してゴムの劣化を抑制してきた。そんな保守方法を経て、今回取り外されたサスアームのブッシュを見てみると…。

社外製強化ブッシュの損傷具合その1

大きな亀裂が入っていた。このサスアームに組み込まれたブッシュを除き、全て無限の強化ブッシュだが、そちらについてはヒビ入りは起きていないことから、耐久性については難ありと判断する。サスアーム表面に、うっすらと茶色い斑模様が発生しているが、これは全てサビだ。

社外製強化ブッシュの損傷具合その2

半周に渡って、ヒビが入っている。このロアアームの各ブッシュには、それぞれヒビが入っていることが分かり、このまま使い続けていれば、正常な位置決めができなくなって、アライメントを保つことができなくなっていたかもしれない。

純正品から社外のチューニングパーツを購入、装着してリフレッシュ、性能も向上…という記事は数あれど、社外品を取り外して損傷状態をチェックする例は数少なく、強化品だからといって長寿命ではないという、極めて興味深い事実を得ることができた。

後に「百式自動車のロアアームを数年使用し、取り外してみたら、同じ症状だった」という情報を頂き、分解調査まで行った結果は、純正品にはあまりにも程遠い品質だったという。長期間の使用には適さず、ここ一発の短期間使用に留めるのが正解かもしれない。

走行距離:276,231km

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