真紅のエンブレムといえば、ホンダのレーシングスピリットを象徴する、タイプR専用アイテムだ。歴史はかなり古く、1964年のF1グランプリまで遡り、その際に参戦したF1マシンRA271に由来する。そんな歴史を受け継いで、製造から16年が経過。さすがにコレだけの時間が経てば、赤いエンブレムは桃色に色褪せてしまい、ついでに縁には黒いワックスの残りカスまで付着して、見た目が非常に悪くなっていた。

フロント

色褪せてしまったフロントエンブレム。

リア

リアエンブレムもフロントと同じような劣化具合。部品が出るうちにリフレッシュを行い、新車当時の輝きを見てみることにした。

交換作業

エンブレムは外板にガッチリ貼り付いているので、交換するためには剥がさなければならない。ドライヤーで暖めたり、釣り糸を隙間に通して、歯間ブラシのように動かして剥がす方法があるようだ。ここでは、作業をスムーズに終わらせるため、ホルツのエンブレム取外しキットを使用した。

ホルツエンブレム取外しキット

これならば、エンブレムの取り外しに特化しているので、苦労はしないと思われる。説明書をしっかり読んで、さっそく試してみると…。

取り外し成功

あっという間に、エンブレムをボディから剥がすことができた。次に、ボディ側に残っている両面テープとワックスの残りカスを除去。これが非常に面倒かつ、時間を要した。

下地作り

ここまでキレイにすれば、新しいエンブレムの貼り付け準備は完了。よく見ると、塗装がハゲてしまい、クリア層にもダメージが入っている。作業に伴う、名誉の傷として気にしない。

新旧比較

左:新エンブレム 右:旧エンブレム
ここまで色が違う。赤色と桃色といった印象だ。

フロント新エンブレム貼り付け

新しいエンブレムの裏面には、既に両面テープが備わっている。位置合わせ用の穴があるので、ズレなく貼り付けることができる。こうして貼り付いた、新しいエンブレム。

リア新エンブレム貼り付け

リア側もフロント側同様に作業を行い、新しいエンブレムを貼り付けた。

 75700-S03-Z00  エンブレム,フロントセンター  4,806円  1個  前期型用(※)
 75701-S03-Z00  エンブレム,リヤーセンター  5,043円  1個  

※前期型(E-EK9)と後期型(GF-EK9)で部品番号が異なるので注意。

当然ながら、写真よりも現物のほうが美しい。非常に満足度が高く、しっかりとした真紅のエンブレムは確かに映え、車に対する愛着はより一層増すことになった。同時に、色褪せたエンブレムは、本当に酷いものだったと再認識した。

エンブレムの縁に付着していた、黒いワックスの残りカスが意外としぶとく、除去にはかなりの時間を要してしまい、作業開始から終了まで、合計一時間半も掛かった。このうち大半が、古い両面テープと、ワックスの残りカスの除去作業だった。洗車する際は、縁の水分をしっかり拭き取っておかないと、また黒い筋を誘発してしまう。今後の洗車を一考させられることになった。

走行距離:198,708km

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