ワイパーリンクASSYが収められ、外気導入用のダクトにもなっているカウルトップパネルを交換することになった。これは退色やボンネット用に接触するゴムパッキンが痩せて防水効果が失われている点など、経年による老朽化が無視できなくなってきたため。

カウルトップパネル

ワイパーアームの根元にある、エンジンルームを横切る大きな黒い蓋がカウルトップパネル。メッシュ状に穴が開けられており、エアコンとヒーターが外気導入モードに設定されていると、ここから空気が吸い込まれる。撮影の都合から、写真上では灰色になっている印象が薄くなっている。

ワイパーアームの塗装ハゲ

むしろ、ワイパーアームの塗装の劣化のほうが目立つ。2017年8月上旬、防錆のためにクリア塗装を施した新品を装着したが、それから1年8ヶ月で塗装がハゲてしまい、このような状態に変わってしまった。どうもクリスタルキーパーで使用する洗浄剤との相性が悪いらしく、施工の度にダメージが増加した。

カウルトップパネルの取り外しは、まずワイパーアームを外さなければならない。このタイミングを利用し、ワイパーアームの再塗装を施すことになったのだが。

梱包状態

梱包輸送用の段ボール箱に収められた状態では、車内へは横に収めることはできない。フロントシートをフルリクライニングさせた状態で、シートの上に載せることになる。長さはあるが厚みはないことから、左後方の視界を防ぐことはない。部品庫と化したクローゼット内linkでのストック状態も、隙間を利用して立てて保管し続けていた。

交換

ワイパーアームを装着する14mmの袋ナットを外し、縦方向に揺するようにしてワイパーアームを外す。フロントガラスに対してワイパーアームを押し付ける力は強く、叩きつけてしまうとガラスが割れてしまう恐れがあるので注意。

カウルトップパネルの取り外し

続いて、赤色の枠で囲ったBクリップ9個、緑色の丸で囲ったAクリップ9個を外す。これで、カウルトップパネルを取り外すことができる。カウルトップパネルはボンネットのヒンジを跨ぐようにして装着されているので、軽く撓ませるようにして車体から外す。

カウルトップパネルの新旧比較

カウルトップパネルの新旧比較。写真上側が取り外したもの、下側が新品。古いカウルトップパネルはカメラの設定で白くなっているのではなく、退色によるもの。新品のカウルトップパネルは黒さが健在。

新品のカウルトップパネルを装着したところ

新品のカウルトップパネルを装着したところ。黒い部品で引き締まった印象になり、本来の姿を取り戻した。続いて、再塗装が終わって乾燥待ちのワイパーアームとなるが、ここでまさかの大雨が降ってきた。作業当日は晴れ予報だったが、寒気の影響で本降りの雨となってしまい、乾燥中のワイパーアームがずぶ濡れに。

雨で塗装面がやられたワイパーアーム

結果、ところどころで雨水を含んだ塗料になって、乾いてみればまだら模様のワイパーアームになっていた。再塗装前の状態に比べれば、まだマシな状態となっているのが救いか。この先、洗車やクリスタルキーパーの洗浄剤でまたダメージを受けることも考えられ、そのときは研磨して三度目の塗装をすればいいと割り切ることにした。

ストック期間は5年半

使用したカウルトップパネルの納品書を調べたところ、購入日は2013年10月となっていた。クローゼット内では目立たないように収納をしていたため、ここまでストック期間が長くなっていた実感は全く無かった。

使用部品リスト
14.  74200-S04-000  カウルトップASSY.  10,395円  1個
19.  91508-SX8-003  クリップ,カウルトップ(ブラック)  1,980円@220円  9個
※ 2013年10月価格

今から5年半前、2013年当時は、自動車用純正部品の通販は部品専門商にメールや電話で問い合わせて、部品があれば銀行振り込み後に発送されることが殆どだった。それが現在では、部品番号で検索するとAmazon.co.jpやMonotaROといった通販サイトがヒットするようになっている。

これで欲しい部品が販売中か否かある程度は判明しやすくなったが、通販サイト側の都合や輸送方法の手間で突然取り扱いが終了となることがあり、客からの注文があって初めて部品卸業へ在庫の有無や販売の可否が行われるので、通販サイト上では販売中となりながら、実際はゴソウダンパーツとなっていることがあり、情報の信頼性と精度は極めて悪い。

またその逆、通販サイト上では取り扱いが終わっていても、部品専門商経由では買えることがあり、最も確実なパターンは、ディーラーへ直接出向いて、サービスメカニックと相談しつつ、購入すること。別途必要な部品が見つかることが多々あり、それらの買い忘れを防ぎ、『型式指定番号』『類別区分番号』の違いにより適合しないといったミスを減らすことができる。EK系シビックが販売されていた当時のメカニックは、昇進や引退で工場に居ないことが見受けられるが、相談相手はプロの整備士なので対応力は抜群、素人のこちら側が変に不安感を抱く必要はない。

カウルトップパネルの購入当時は180,000kmを突破したころで、今から10万キロ前のこと。そして交換作業を終えてみれば、ゴール地点に設定している月=384,400kmまで残り10万キロを切ったあたり。見た目がリフレッシュされて印象が良くなっただけでなく、いい区切りになっていることに気づいた。交換タイミングとしては上出来。

走行距離:286,940km

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