タイプRに純正装着されているタワーバーは、ベースグレード(EK4シビックSiR/SiRII)と同等形状ながらも、板厚アップが施され、高剛性化に寄与している。
しかもエンジンヘッドカバーと同様に、赤い結晶塗装が施されており、エンジンルーム内での演出効果も配慮されているようだ。このタワーバーには、詳細は一切不明だが、DC2インテグラタイプR用の純正タワーバーがEK9用のオプションとして設定されていた…というハナシがある。形状そのものは同じらしく、ポン付けもできるそうだ。
こちらはDC2インテRのエンジンルーム。少々分かりにくいが、白い矢印の部分に、銀色のタワーバーが装着されている。このDC2インテR用の純正タワーバーは捨て値でたくさん売られているが、EK9用のオプションタワーバーは殆ど見たことがない。そんな希少なオプション品が、運よく入手できてしまい、さっそく交換して装着することになった。
交換作業
タワーバーのブラケット部分にある四つのナットを外し、ダンパーハウジングからタワーバーを外す。特に難しい作業ではなく、長い部品ゆえ取り回しに注意するくらい。
EK9純正タワーバーは、鉄パイプにプレス加工されたブラケットを溶接して組み立てられている。赤い結晶塗装も施されている。家庭用体重計の測定では、1.6kgほどだった。
対する、EK9用オプションタワーバー(DC2同一)の様子。押出成形を思わせる、目の字型のフレームになっており、しかもアルミを使っている。プレスと溶接で仕上げられたブラケットに、ボルトとナットで接続されている点からしても、EK9純正タワーバーよりコストが掛かっている感じがする。純正品と比べて重くなっており、家庭用体重計で1.8kgという数値だ。
装着されたオプションタワーバー。ボディカラーがシルバーなので、ダンパーハウジングの銀色と一体化して目立たなくなった。そして、赤いエンジンヘッドカバーがより目立つようになり、エンジンルーム内の雰囲気がずいぶんとスッキリした。
純正タワーバーと比べても、より高剛性化しているそうだが、街中を流す程度ではその効果は全く体感できず。交換前後で、変わり具合は全く分からなかった。
EK9用オプション品である唯一の証拠が、このタワーバーに貼り付けられているステッカーだ。DC2インテRではINTEGRA TYPE Rのステッカーが貼ってある。剥がしてしまえば、DC2インテRの流用なのか、EK9オプション品なのかは分からなくなることから、大袈裟かもしれないが実印みたいなものかもしれない。
〆
走行距離:278,644km