灯火類のメンテナンスはユーザーの義務。ヘッドライトやテールライトの状態確認は日々、慎重に行っているところだが、目立たないためついつい存在を忘れがちなのが、リアハッチに装着されているライセンスライト。ナンバープレートを照らすランプは、装備が法律で定められており、色や明るさの指定だけでなく『レンズ面が著しく汚損しているものでないこと』とある。

汚損?ということで、現車のライセンスライトをチェックしてみたところ…。

交換前のライセンスライト

20年分の汚れでレンズは曇っており、ついでにユスリカと思われる小さな虫が焼死していたりする。写真にはない右側についても、泥汚れで透明度は失われていた。

ハッチバック車なので、雨の中を走るとリアハッチは酷く汚れてしまう。ライセンスランプも例外ではなく、構造上密閉されておらず、しかも侵入した泥水は排出されずに蒸発を待つだけという弱点があるので、ノーメンテナンスでは汚れが溜まり続けてしまう。

そもそも、ライセンスライトはどのような部品で構成されているのか。調査のため、まずはパーツリストを立ち上げることからスタートだ。

パーツリストでの検討

ライセンスライトの部品図

ライセンスライトのパーツリストを調べていくと、このようにいくつもの部品で構成されており、個別だけでなく、ASSYでも設定があることが分かった。当初は汚れたレンズ(8番)だけを交換するつもりでいたが、よくよく考えてみれば10番のパッキンや、13番の電球ソケットに装着されているOリングといったゴム部品の劣化も考えられ、そうなると7番のASSY化された部品で購入した方がラク。

34100-S04-003 ライトASSY.,ライセンス

こうして購入してきた、ライセンスライトASSY。新品の電球もセットされている。モノがモノだけに、緩衝材(プチプチ)に包まれた状態で段ボール箱に収められている。新品なので、ゴムパッキンやOリングの弾力が現車とはまるで違っている。ちなみに、取り付け用のタッピングビスもセットされていて、単体で買うと140円近い高級ネジだったりする。

交換作業

説明書を参照して

灯火類なので、取り外しと交換方法は説明書に記載がある。今回は電球の交換ではなくASSYでの交換になるので、リアハッチからレンズを取り外したら。

ソケットからカプラーを抜く

電球のソケットからカプラーを抜いて、新品を装着する。リアハッチを開閉するたびに強い衝撃が加わるライトなので、数年で玉切れを起こしてしまう。そんな背景で頻繁に脱着しているためか、固着は無かった。

新品のライセンスライトを装着

装着した新品のライセンスライト。写真の左側だけでなく、右側も同時に交換して、リフレッシュ完了。装着後は点灯試験を忘れずに行う。

役目を終えた古いライセンスライト

取り外されたライセンスライトたち。ユスリカの死骸は、完全にレンズに焼きついているらしく、乱雑に扱っても脱落することはなかった。写真奥が、右側のライセンスライト。左側以上に泥汚れが蓄積しており、照度低下も引き起こしていたと思われる。

夜間のライセンスライトをチェック

日が暮れた後、ライセンスライトの様子を再チェックした。キレイなレンズになったおかげで、ナンバーを明るく照らしており、今まで見たことがない明るさだ。

7.  34100-S04-003  ライトASSY.,ライセンス  6,198円@3,099円  2個

これで法律で定められている『レンズ面が著しく汚損しているものでないこと』をクリアすることができた。

覗き込まないと見えない部分とはいえ、リフレッシュするとやはり気分がいい。このような小さなリフレッシュの積み重ねが、ボロ臭さを低減していく重要なステップになる。

走行距離:273,876km

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