経年劣化により、ショックアブソーバが抜けてしまった。
新しい車ではないことから、遅かれ早かれ訪れる症状だ。実はかなり早い段階で気付いていて、2009年8月には認識していた。腰に神経を集中させて、慎重になってようやく分かるような状態だったことから、完全に放置していた。2010年6月あたりから、明らかに体感できるようになった。キコキコという異音と常にフラフラする症状だ。安定した走行ができないと安全にも関わり、何より楽しい運転ができなくなることが問題だ。
普段の使用方法は、街乗り、超高速走行、酷道走破とまるで耐久試験を行っているかのような有様。こんな感じで走らせているので、下手に変更してバランスを崩すことなく純正品を使ったほうが間違いがない。メーカーはあらゆる用途を想定してセッティングを施しており、先述した乗り方ならばまだまだ想定内だろう。TYPE Rは、足回りまで徹底してチューニングしているのは有名な話もあり、やはり純正こそが最適解と言える。
目視ではっきり分かるほどの油漏れまで起きて、もはやショックとして機能していない。スプリングだけで重量を支え、衝撃を吸収しているような状態なので、乗り心地も最悪。そこで、EK9の廃車からから取り外されたショックを使うことにした。解体車からの部品再利用だ。
油漏れが起きたショック本体から、接続しているロアアームにかけて、油が付着。日々の使用でショック内部の油がどんどん搾り出され、最終的にはロアアーム全てが油まみれに。
リアショック本体。廃車から外されただけに、薄汚れている。サイズ比較用として、単三電池とRCカー用のオイルダンパーを並べた。スプリングは、純正でプログレスプリングとなっている。
〆
交換は、サスペンションの構造と仕組みの勉強を兼ねて、DIYで済ませるつもりだったが、現状の手持ちの道具では、サスペンションに1Gをかけた状態でボルトを締めるという作業ができないことが判明した。荷重をかけないままボルトを締めると、いざ荷重が掛かったときブッシュが切れてしまうためだ。
すぐ後日にサーキット走行を控えていたこともあり、半ば駆け込みな感じで近くのディーラーーに作業を依頼した。油の漏れている左リアだけ交換すると、左右のバランスが崩れることが予想された。そこで、リアは全て解体車からの再利用品と交換。不具合が発生していないフロントは現状維持とした。
交換作業終了後、さっそく試運転。異音や不快なフワフワ感は、全く無い。低速コーナー、高速コーナー、ストレートが複合的に揃った場所でも走ってみた。頼りないロール感や安定しない姿勢は無くなり、しっかりとした踏ん張りが戻っている。
走行距離:125,802km