残り44,400km

運用終了距離としている384,400km(=地球と月の平均距離)まで、残り44,400km。シビックRの総走行距離が340,000kmに到達したのが昨日のこと。

34万キロ

クーラントは漏れ続けていて、今朝の始業点検ではエンジンを始動した途端にボタボタボタ…。なるほど、水温や圧力に関係なく常に漏れるのかー…と新たな発見。補充用にストックしてあったウルトラeクーラント(08CLA-G010S2)を全て使い切ってしまい、昨日からの累計で1Lは流出した計算になる。近づいただけで異臭が分かり、交差点で止まると歩行者が一斉にこちらに視線を向けるのは、この特有のニオイが原因だろう。

運がいいのか悪いのか、ディーラーへ向かう用事があるときにクーラントが漏れたことになるが、いきなり「クーラントが漏れたから助けてくれ」というのも困惑させてしまうので、開店直後に一報を入れておく。すると「万一の場合はレッカーも手配できる」とバックアップ体制を整えてくれた。いつもサポートありがとうございます。>担当者様

ストックしているクーラントが尽きてしまい、やむなく市販品の補充用クーラントを買っておき、ドアポケットに押し込んでおく。300ml入りを3本購入し、すぐに1本使用。これで流出は1.3Lオーバーか。

補給用クーラント

残り2本。水温計を横目でチェックしながら、今日一日の運用が続いていた。ウォーターポンプを回し過ぎないよう、エンジンは低回転でのシフトチェンジを繰り返し、水温を上げにくくする意味でヒーターブロアはMAX動作。万一、オーバーヒートで動けなくなっても大丈夫なように、普段以上にキープレフトとなる。なんとか今日の運用が終わり、ディーラーに滑り込んだ。状況を説明して、プロによるチェックを経てから、次の連絡待ち。

44,400kmといえば、地球一周してさらに通り過ぎた距離であり、新幹線でいえば20日程度で走ってしまう距離であり、年間の走行ペースが20,000km以上なら2年で走ってしまう距離。ゴールがだいぶ近づいている中での、今回のトラブル。久しぶりの故障系レポートになり、どう文章を組み立てようか考え始め、なんだかんだで楽しんでいる。

まずは正常に復帰させるのが第一。先ほどディーラーから電話があり、穴が見つかったとのこと。昨日書いたとおり、U字型のバイパスホースだった。

船体から、何か漏れている

表題は『アポロ13(J・ラベル/J・クルーガー、河合裕=訳)』189頁より引用。

10日、雑務で銀座周辺を走り回っているとき、大きな粒の雨が降り続いていた。

平日ながら道路が空いていたこともあり、走行ペースは高め。並走することになる大型トラックは業務中ゆえ、路面の水を巻き上げながら走っており、追い抜きするたびにスプラッシュマウンテン状態。塩分混じりの水滴を浴び続け、車体はドロドロになっていた。

走行中に大量の水分を浴びた影響かは分からないが、ボンネットを開けるとラジエターコアサポートが酷く汚れていた。

ラジエターコアサポートの汚れその1

走行風で、空中を漂っていた水滴がボンネットとバンパーグリルの隙間から飛び込んだようだ。汚れの向きから、走行風でエンジンルーム内の換気が行われていることを確認。走りだせば吸気温度が落ちていく理由も納得。

ラジエターコアサポートの汚れその2

高圧洗浄機があれば、塩分と共に一気に洗い落とせるか。近所にコイン洗車場があるので、そこで洗い落とせばいい。

それは朝一発目の始業点検でボンネットを開けたときのことだった。ラジエターコアサポートの汚れに気づくのと同時に、クーラント特有の甘い香りが広がっていることに気づいた。

冷却水ホースからの漏れ

乾いたクーラントで白くなった金属部分が目立つ。そのクーラントは現在進行形でボタボタと垂れ続けている。漏れ箇所を探るが、下手に触ってホースを切ってしまう恐れもあり、目視点検に留める。クーラントの滴の落ち方からして、恐らくU字型のホース。エンジンが冷えているときは、クーラントをラジエターに流さずエンジンブロックに戻し、水温上昇をサポートするためのバイパスホース。

漏れ想定部位

赤丸の3番ホースが想定される部分。さて、漏れている可能性のあるホースだけを交換するか、他のホースも同じように経年で穴が開く可能性があることから、一斉交換するか。

過去には1.3kg/cm2のラジエターキャップを使い、水温計付きラジエターキャップは故障でラジエターが歪むほどの圧力が掛かった。そんな過酷な環境に耐え続け、23年間よく頑張った。経年による劣化も考えられ、いつかは発生しうるトラブルだっただけに、ようやく来たかという印象だった。

幅ズレ修正完了

WordPressデフォルトテーマの一つである『Twenty Fifteen』を使い、バージョン2.8を適用したらデザインが崩れた…と記事にしたのが、2020年12月10日のこと。いい加減に修正しないとなと思いつつも1年2ヶ月が経過しており、さすがにやるか…と重い腰を上げる。

テーマ用のstyle.cssをせっせと書き換えて、サーバにアップロード。微修正を繰り返して、一時間ほどで作業完了。

幅ズレ修正完了

最も悩ましかったコンテンツ、フッター、ページボタンの各所に発生していたズレが修正された。左側のメニューバーからコンテンツが独立し、ダークグレーの枠に収まったことで、見栄えも段違いに良くなった。

もう一つ。使用フォントはデフォルトのままだったが、ゴシック体に統一する。

フォント修正前

修正前。アルファベットにセリフ書体が使われている。その割に名称の『ver3.3D』はゴシック体なので、統一感がない。Twenty Fifteenは国内で作られたものではないため、こういったアンバランスな状態が発生する。

フォント修正後

修正後。Sans-serif…日本でいうところのゴシック体が適用されると、アルファベットが非常にスッキリして見やすくなった。

各部の修正で、後から変な警告が(特にGoogleから)出ないか、しばらくは監視が続く。レスポンシブウェブデザインの仕組みから、スマホ(含、タブレット)での閲覧は全く問題なしで、パソコンでの閲覧に限ったトラブルだったりする。

理科の復習

今月の連休は、JALのA350 XWBを乗りに新千歳まで日帰りフライト、氷川神社へ初詣、S15シルビアの冷却系統リフレッシュ、EK9シビックRの定例作業…といった予定が詰め込まれていたが、新型コロナ感染症の急激な増加、そこに今日の雪予報も絡んでしまい、殆どが中止となってしまった。ここまで予定が流れてしまうとは、間違いなく初めてのこと。

朝起きて、すぐに外を確認。冷たい雨が降っていて、今のところは降雪は無し。首都高は予防的通行止めが行われており、氷川神社最寄りの高速埼玉新都心線は、既に通行止めが実施されていた。この状況では、首都高から流出した車で一般道も流れにくくなることが予想され、早い段階で氷川神社へ行くことを中止にして正解だった。

窓の外に温度計と湿度計を仮設し、自前で観測をスタート。各計器が野外の環境に馴染むまでは2時間近く要し、一発目の測定では11時を回っていた。この時点では5℃となっていて、湿度も高い。昨日からマスコミが散々脅したような積雪状況にはならなそうだが、監視は継続しておく。

12時過ぎ、ちょっとした雑務で車で銀座周辺を巡る。この時間帯は、普段の平日なら渋滞してまともに走ることはできないが、今日の外出自粛要請や雪予報により、違和感を抱くほどのガラガラ具合。渋滞せず、イラつくことなく都心を縦断、何事もなく戻ってくる。

14時頃になると雨から雪に変わっていて、雪による吸音効果からか、野外の音が一気に静かになる。気温は4℃、湿度は80%になっていた。湿度が高く、降ってきた雪は形状を維持できず、速やかに溶けている。この寒さを活用して、外に温度計付きの腕時計(PROTREK)を出して、温度計の動作チェックも行う。

PRT-71の温度計機能は良好

ここでも2時間ほど放置して、表示されている温度は3.3℃。チェックした段階では3.1℃となっていたが、撮影する角度を決めるために時計に触れていたら、それだけで内部温度が上昇して3.3℃に変化した。相変わらずの敏感具合で動作良好。

日が暮れてきて、簡易観測は一旦終了、仮設していた計器を撤去。最新の天気予報では、夜遅くまで雨か雪が降る見込み。明朝一発目の不安は、積雪よりも路面凍結だ。

日中を通して5℃より上がることはなく、ひたすら寒い日となった。こうした環境下で積雪となるには、低い湿度が続く必要があるが、今日は高い湿度に助けられたようなもの。気温と湿度の観察から、雨雪判別図どおりの結果になることを確認。ちょっとした理科の復習のような一日も悪くはない。

静電気

今の季節、空気が乾燥しているので静電気が鬱陶しい。何かとバチバチと放電するので、その度に変な奇声を上げてしまう。これが会社内や家の中なら構わないが、野外で車に乗っていたときはそうもいかず、降りたと当時に奇声を上げるので、変な目で見られること数知れず。

対策として、シートから離れる前に、車の金属部分に触れておくことがよく言われる。確かにこれで一旦は放電されるものの、シートと擦れるだけで再び帯電することになり、結局はバチッと静電気に悩まされる。Bピラーのストライカーからドアスイッチあたりのパネルを右手で触れながら体を動かすと、殆ど帯電しないことが分かり、冬の間はパネルに触れながら降りることを徹底している。

Bピラーのドアスイッチ付近

降りるときにちょうど触れるのが、このドアスイッチあたり。その他、表皮が厚い部分で触れれば、痛覚を感じにくいらしい。皮膚のあちこちで試したところ、ヒザとケツ(臀部)の二箇所が具合がよかった。一度、ケツ(臀部)でドアを閉めようとして、放電による小さな稲妻が見えたらしく、物凄い瞬間だが絵面が汚いと評価されたことがある。

静電気が大敵になるものは電子部品たち。幸い、今まで静電気が原因で壊した経験は無いが、壊してからは遅い。まず金属に触れて十分に放電して、それからパーツを扱うようにしている。

日本の夏は湿度が高く、対して冬場は乾燥している。そして衣服を重ね着すれば、静電気が溜まりやすい要素が揃っている。寒い日が続きながらも、週間天気予報に雨や雪のマークが出る日が増えつつある。もうしばらくすれば、鬱陶しいバチバチも収まってくるか。

ガソリン高い(らしい)

高騰するガソリン価格に対し、国は石油元売りに補助金を支給し、販売価格の上昇に歯止めをかける対策を行っている。そういえば、ガソリン代も高くなっているようで、先日(2月5日)での給油では、リッター174円。趣味車でもあるためか、そこまで気にしていなかった。

2008年の原油価格が暴騰したとき、「軽自動車だから軽油」「一番安価だったから」という理由で、軽自動車に軽油を入れてエンコする騒ぎがあった。ウクライナ情勢による今回の原油価格高騰騒ぎでは、この手の誤給油ニュースはまだ見ていないが、相変わらず発生していても不思議ではない。

プラスして、給油量を燃料タンク半分程度にしておき、ガソリン価格と燃料の総重量を抑えて燃費と出費を抑えるドライバーも多数いた。実際のところは航続距離が短くなるため、給油を繰り返すうちに結局は費用面、燃費共に誤差の範囲内に落ち着き、常時満タンとさほど変わらなくなるオチだったりするのだが。

先の「軽自動車=軽油」と捉えてしまうドライバーに対処するためか、『軽油』ではなく『ディーゼル』という表記が目立つようになった。さらに『誤給油はエンジン故障の恐れあり』『誤給油による救援は有料or別途相談』といった警告文が多数あり、意外と多いのかもしれない。セルフならともかく、フルサービス店でも誤給油はあり、さらにハイオクとレギュラーを間違えることも。

予備を複数

表題からしてシビックRのネタのように見えるが、今回は違う。

炊飯器の内蓋が壊れてしまい、パッキンと内蓋が分離してしまった。洗うとバラバラになり、乾燥後に組み立ててから炊飯器にセットすることになる。

交換用部品として供給は続いているようで、取り寄せというカタチにはなるがヨドバシカメラで購入可能。ここで1枚だけの購入でいいのか?と一旦迷う。

今回壊れた内蓋は既に2枚目で、2020年8月に購入したもの。1枚目は二年程度で壊れていたので、3枚目を注文しても長くは持たない可能性もあり、すぐに壊れてもいいように2枚注文を出す。合計10,000円近くの補修費用となるが、食うためには仕方ないとして。

毎日使うであろう家電で、明らかに壊れやすい部分が存在しているというのは、設計段階における詰め不足だろう。しっかり作り込んでいるように見えて、どこか抜けが見えてしまう構造は家電、電機問わず、このメーカーに共通する欠点らしい。日立製作所とも言うが。

クリップを探せ

インテークチューブを外して作業を行おうと準備していた。インテークチューブにはブローバイガスを処理するパイプが繋がっており、抜けないようにクリップで締め付けられている。…が、実際は緩かったりするので、ガッチリとした固定ではないが。

インテークチューブのクリップ

クリップはパイプ側へズラし、せっせとインテークチューブを外す。いつもの慣れた作業だったので、パイプ側に寄せていたクリップの存在はすぐに忘れていた。

インテークチューブが外れたそのとき、パイプにぶら下がっていたクリップは揺さぶられてエンジンルームのどこかに落ちていった。しかもチャリン…コロコロ…と金属音を立てて、地面まで落ちる音はしない。すぐに下回りをチェックするが、クリップは見当たらず。エンジンルームにあることは確か。「マジかよ…!」と作業中断、捜索開始。

走っているうちに落ちるかもしれないが、それはそれで問題あり。フレームに引っかかっていると、車体の振動でカラカラと異音が鳴ることがあり、こういうときに限って音が車内側へよく伝わり、しかも本当に耳障り。

かつて乗っていたDC2インテRはフレーム内にナットが落ちていたようで、カーブに入って横Gが掛かる度に「カラッ…コロッ…」と転がる音が鳴っていた。この嫌な経験があるからこそ、行方不明のクリップは何があっても見つけ出す。車載のLEDライト片手に、ひたすら探す。

RCカーのように、シャーシをひっくり返して振ることができれば落ちてくるのにーと思いながら、20分近くは探しただろうか。

エンジンマウントブラケットの中にクリップ発見

あった!エンジンマウントブラケットの中に転がり込んでいた。幸い、指を突っ込んで取れる位置にあり、慎重に掴み取って一件落着。

こういった転落トラブルは、マーフィーの法則ではないが、厄介なところに転がり込むことが多い。今回は運よく回収できたが、二度目はないだろう。精神的に疲れたが無事に解決。クリップを元通りに装着して、インテークチューブ周辺の作業は終了となった。

落下して困るショートパーツは、トレイに入れて別の場所で一時保管する。この基本を忘れて面倒なトラブルを起こして、解決まで時間を余計に使うことになった。反省。

足元ヒーターとか

電気料金が爆上がりで、その原因の一つに足元ヒーターがある。冷え性持ちで、今の時期は足先が常に血行不良になっており、肌の色も変になっている。そこで足元にヒーターを設置し、デスクに向かっているときは常に動作させておいたが、これが仇となってしまった。

テーブルタップに接続できるよう、ヒーター容量は600Wと控えめのものを使っている。計算上、600Wでの電気代は1時間当たり20円にも満たないが、チリも積もればなんとやらで、かなりのパンチ力がある。コロナ禍で外出を控えている事情もあり、通電時間は確かに長い。

暖房器具としてはエアコンもあるが、上半身の寒さはある程度我慢できることもあって、こちらは今シーズンは一度も使っていない。それ以上に、足元ヒーターとエアコンのダブルはなんと贅沢か?という自制もあって、エアコンを取るか足元ヒーターを取るかの二者択一だったりする。

これがエアコンによる部屋全体の暖房なら、電気代はどう変わっていたのだろう。足元ヒーターは通電している限り、常に600Wの電力消費となっている。対し、エアコンは室内の環境次第でコンプレッサの動作時間が大きく変わり、足元ヒーターに比べれば消費電力は低くなり、電気代としてもいくらか安くなっていたと考えられる。ただ、部屋全体を温めても、足元の冷えだけはカバーできないのが最大の弱点か。

足先からの冷えが全身に伝わり、このストレスで体調不良に陥ることは珍しいことではない。世間の状況から、体調不良に陥るわけにはいかないので、足元ヒーターを使った電気代は体調維持のコストとして割り切ることになる。

テープライト

LEDテープライトが必要になって、色はともかく長さはどうするか。長いものを買っても余ってしまえば金の無駄で、逆に短ければ足りない恐れがある。足りなくても貼り付け方の工夫で、何とか対処できるかもしれない…?ということで、ひとまず50cmを注文する。

この手の商品は中華製となっていることが多い。中国本土の在庫を覚悟したが、表記上では国内在庫となっているようで、輸送日数は1日程度となった。あとは品質。安かろう悪かろうの大前提で、レビューを見ても当たり外れが激しくてけっこうな博打。ダメならダメで、買い直せばいい。

LEDテープライトはリールに巻かれて

50cmのLEDテープライトなら、小さな袋に束ねて封入されていると思っていたら、リールに巻かれてのパッケージングだった。White baseという表記が真っ先に目に入ったが、当然ガンダムのあれのことではなく、LEDチップを載せているテープ部分の色のこと。黒にするか白にするか迷ったが、明るさを稼ぐために白にしてみた。

LEDの発光色は青。当初は白をチョイスするつもりだったが「ここは絶対にゲーミング仕様のカラーで!」という声が相次ぎ(?)、青と決まった。半導体制御の賜物か、商品によっては虹色に光ったり、別途コントローラを接続すればフルカラーを表現できたりと、なかなかの遊び心。駆動電圧は24Vとなり、パソコンや一般的な車では使えない。

かつてならネオン管の出番だっただろうが、今はこのようなLEDテープライトが主流となっているようだ。ネオン管を光らせるにはインバータも必要になり、設置場所も悩みどころ。LEDテープライトなら、何も考えず電源ケーブルを繋げば点灯し、お手軽かつ本当にコンパクトになった。

ああそれで…と思い出したのが、車の下回りを光らせて路面スキャナー状態で走り回る車の存在。12V仕様のLEDテープライトを用意し、車の回路に適当に接続すれば光らせることができる。こういう仕組みだったのかとようやく分かった。