『純正レカロシートの修理、リフレッシュ』と『シフトレバーブーツ、エクステンションロッドの交換』を追加。
まずは午前の部ということで、下準備を続けていたレカロシートのリフレッシュ作業だ。座席から布地だけを剥がしたり、分解して組み立てるという流れは、仕事で当たり前のようにやっていることなので、プライベートでも全く同じことをやるなんて不思議な感じだった。もちろん構造は異なるが、乗り物用のシートだけにコツはどれも似たようなものらしい。分解した状態とはいえ、車内にもう一席分のシートを持ち込むとかなりのスペースを食う。同時に大きく部屋を占めていたことになり、ずいぶんスッキリした。
昼食休憩後の午後の部は、エクステンションロッドの交換作業。今月上旬、車体をジャッキアップしてDIYで作業中、車体が落下し、下敷きになって死亡する事故が発生したばかり。こういう情報が耳に入っていることから、より慎重な作業になる。万一の事態に備え、死ぬリスクを少しでも低減するため、フロントタイヤを外してフロア下に置き、ウマ本体もハンマーで叩いてチェックし、しっかりと支えられているか何度もチェックする。もちろん、油圧ジャッキは掛けたままにして、ウマに掛けた状態で車体をしばらく放置し、ズリ落ちる気配がないか見定めてから作業を開始する。作業終盤、四輪が着地した瞬間は「今回も死なずに済んだ」と安堵したほど。ジャッキアップは何度やっても慣れるものではなく、本当に怖い作業の一つに入る。
余った時間はS15シルビアの空調リフレッシュ作業に向けた下準備を行い、日が傾き始めたことから本日の予定は全てクリア。お疲れ様でした。>支援者
用途を終えて穴だらけになっているレカロシートは、復元することなく廃棄だ。ウレタンは細かくちぎって、布地は丸め込んで、これらは燃えるゴミとして捨てる。内部フレームに関しては、座椅子扱いで粗大ゴミへ。