7年目から8年目へ

毎年1月31日は、年間を通したダイエット生活の区切り日となる。7年目が終わり、8年目に入る。どうも身体の調子が上がらなかった去年の秋口。筋トレを趣味としている会社の人に相談したところ「体重を増やさないと。ただし脂肪はダメ。筋肉を増やせ」というアドバイスを受け取り、意識して身体を動かすようにしていた。そんなトレーニングの効果が、数値にもハッキリ出るようになった。

・2009年1月6日、職場異動。体重80kg
・2010年2月1日、ダイエットスタート。体重75kg
・2011年1月31日、1年目終了。体重60kg
・2012年1月31日、2年目終了。体重56kg、体脂肪率14.2%
・2013年1月31日、3年目終了。体重58kg、体脂肪率15%
・2014年1月31日、4年目終了。体重57kg、体脂肪率15%
・2015年1月31日、5年目終了。体重58kg、体脂肪率17%
・2016年1月31日、6年目終了。体重58kg、体脂肪率17%
・2017年1月31日、7年目終了。体重61kg、体脂肪率17%

体脂肪率を17%に保ったまま、体重が61kgまで増えた。骨格筋率も40%を維持しているので、身体作りの方向性としては悪くは無い。食事のコントロールは相変わらず厳密な状態が続き、少食がすっかり板についた感じだ。

現在、研修期間中につき、食事とトイレ休憩以外は座学状態が続いていたりする。そんなことから、日中は身体を動かすことができず、61kgになってしまったのは少々不本意だ。研修が終わり次第、減量補正を加えて60kg台に戻したい。60kgと61kgでは1kgの違いだが、走り回ったりするとこの差がよく分かる。

氷川丸へ

去年の2月に埼玉にある氷川神社へ出かけており、もう少しで一年が経過することから、今度は横浜の氷川丸に出かけることにした。

氷川丸

船籍を抜くと、二度と航行できないようにスクリュープロペラと舵を外さなければならないという。氷川丸では舵が残っているように見えるが、実際は水面下で切断されており、その時の検査官とのやり取りが小さいながら展示されている。スクリューについては、どうやら有価金属として売却処分されたという噂が…。

八雲神紋

氷川丸の名は、大宮氷川神社に由来する。船内装飾にも氷川神社の神紋である『八雲』が用いられ、中央階段にも取り入れられている。氷川神社を訪れ、これを拝まないわけにはいかない。何も知らないと見落としてしまうポイントだ。

船長室の破魔矢と御神酒

ブリッジ近くの船長室内をよく見ると、氷川神社の破魔矢、御神酒、御札、絵馬が飾られていた。今なお、氷川神社を祀っている証拠だ。老人見学者が「こんな個室で船長は遊んでいることが多いんだから、気楽なもんだ」なんて口にしていたが、冒涜そのもの。クソ老害が、さっさと逝ね!

ブリッジの神棚

そしてブリッジの神棚だ。周辺と比べても明らかに真新しく、更新されていることが分かる。氷川神社を訪れていたこともあり、手を合わせておく。これがどういうものか知っていたのか、お賽銭を置いていく見学者もいた。

氷川丸の機関室

趣味全開となる氷川丸の機関室。B16B DOHC VTEC…ではなく、Burmeister&Wain社のOHV直列8気筒ディーゼルエンジンが2機、ボアストロークは680×1,600mm、 一機あたり5,500hp/110rpmで計11,000hpとのこと。ボアストロークと気筒数の計算から4,646,195.2ccという総排気量が出せるが、ダブルアクティング式(燃焼室がピストンの上下にある)なので、排気量はもう少し大きくなるはず。それにしても、下部燃焼室の密閉はどうやっていたのだろう。見れば見るほど、謎が深まるエンジンだ。

過去の経営会社だった氷川丸マリンタワー株式会社時代、この機関室内には振動発生装置のようなものがあり、エンジンの振動を再現していた記憶がある。ついでにテレビモニターがあって、航行中に嵐に巻き込まれて、エンジンを逆回転して嵐を退避するショートアニメが流されていた。固定ピッチプロペラだけに、逆推進はエンジンの回転そのものを反転させる仕組み。燃焼行程中?なにそれ?今はFULL ASTERNだ!!と言わんばかりに。

氷川丸から下船

下船。フェリーあざれあ/しらかば姉妹、さんふらわあさっぽろと違い、一回りスマートな船体となるためか小さく感じられた。

休日の昼下がりだけあって多くの見学者が訪れており、アールデコ調の内装や構造物を丹念に眺めていると、見所となるポイントを自ら見つけられない他の人が寄ってきてしまい、じっくり見れなくなることが少なくなかった。氷川丸に限らず、見学系の施設は平日休みに訪れるのが一番と実感することになった。とはいえ、氷川神社と氷川丸の両方をコンプリートできたことは満足できた点で、氷川丸が建造100周年を迎えられるよう、引き続き応援していきたいところだ。

キャッシュカード破損

お金を預け入れようとATMにキャッシュカードを挿入、次のプロセスが始まる…と思いきや、妙に長い待機時間が経過し、『読み取れません。窓口へお越しください』という表示と共にキャッシュカードが吐き出された。このキャッシュカードはICチップが載せられたタイプのもので、恐らく接点の接触不良。上着の袖で接点を拭いて、再挑戦するもやはりダメ。たまたま平日の人の少ない時間帯だったこともあり、窓口での対応はすぐに始まった。結果は「ICチップの破損ですね、今から再発行手続きしますので」と。

曰く「スマホやバッグの磁気でICチップがやられていますね」とのことだが、磁気でICチップがやられるわけないべ…というツッコミは心の中に留めておく。普段は長財布を使いつつも、ケツポケットに入れることはしないため、曲げのストレスはない。衝撃についても、常識的に使っていれば損傷を負うことはないはず。となると、冬場特有の静電気のダメージだろうか。思い当たる節としては、これしかなかった。

客側から破損、盗難、紛失という理由と共に再発行を申し込むと再発行手数料が取られ、窓口で「ATMで読み込んでくれないのだが?」という一種のクレーム、そして金融機関側で調べさせ「確かに使えません」と認めさせると、再発行は無料になるようだ。キャッシュカードの実態としては、所有権は金融機関側にあり、客側へは貸与していることになっている。借りている立場のこちら側から再発行を申し込むと、貸してたウチのもん壊したんなら責任取ってね?となり、アウトだ。この関係が成り立っているためか、再発行手数料の記入欄は空白のままで、手数料に関しても何も言われなかった。Webサイト上で多数掲載されているキャッシュカードの再発行事例において、再発行手数料に納得がいかない人が見受けられ、知恵不足とはよく言ったもの。

通帳、免許証、銀行員を揃え、再発行の申請書類を提出して終了。読み込めなくなったキャッシュカードについては、その場でICチップ部分に千枚通しを突き刺し、物理的に破壊された。新しいキャッシュカードが届くまでは二週間ほど掛かるとのことで、しばらくは通帳を使った入金手続きが続く。

仕事しない

月曜日:日曜日の疲れが残っている。ミスをしそうなので仕事しない。
火曜日:月曜日に無理をした疲れが残っている。ミスをしそうなので仕事しない。
水曜日:週の真ん中で、慢性的に疲れている。ミスをしそうなので仕事しない。
木曜日:週末に向けての体調維持で精一杯。ミスをしそうなので仕事しない。
金曜日:疲れが極限状態。ミスをしそうなので仕事しない。

一週間、終了。

狂ったように「責任がー」「ミスがー」「ヒューマンエラーがー」と文句を垂れるなら、仕事しないことが究極の対策になる。何もしなければ、何も起きやしない。自分の目が届く範囲の仕事…つまり、自分自身に割り当てられた仕事「のみ」しっかりやればいい。それ以外は全て「余計な仕事」に分類し、万一の場合の責任問題があやふやになりやすいことから、関わることは絶対に避ける。

現場に配属されている人間は、全員が同じレベルに揃っているわけではなく、上があれば下もある。作業がうまくいかず、助けを求めるのは下の人間で、後から文句を言われるのはいつも上の人間。いい仕事をしようという考えで動いた結果、文句を言われ、下の人間と同じ評価(報酬)なら上の人間はやっていられなくなる。下の人間は助けを求めれば、いつでも誰かが駆けつけてくれると思い込み、技術の勉強をすることをやめてしまう。ところが、モチベーションが低下した上の人間は、後で文句を言われることが分かっているので、助けようとしない。技術力の低下にもつながっていき、追求するべき品質には程遠くなっていく。

常夜灯

熟睡のためには真っ暗にするか、常夜灯だけは点けておくか意見が分かれるところ。私は後者。昔から寝ているときに、トイレへ行くために起きる性質があるためだ。真っ暗にしていて、普段と同じように起きたはいいが、真っ暗な部屋で躓いて転び、小便をチビりそうになったことは数知れず。常夜灯程度の小さな照明があるだけでも、だいぶ歩きやすい。

LED常夜灯

夜中に大きな地震があったとき、ものが倒れたりして散らかった部屋から避難するときでも、安心できるかもしれない。だが、電気が供給され続けるか分からないし、大きな地震があってもまず起きないので、有効性があるかどうかは不明だが。LEDタイプの常夜灯の場合、特性上実に様々な色があった。オレンジ色は理解できるとして、赤色は潜水艦みたいで悪くはない。青色、緑色、黄色…。違和感を覚える色まで販売されており、どのような需要があるのだろう。

強制マッサージ?

起きてみれば腰に強い痛みがあり、ついでに股関節も痛い。変なプレイをする要素や相手がいないので、どこに原因があるのかは謎。サッキュバスにでもやられたか。仕事前の準備運動は入念に行い、合間にもストレッチを心がけてみたが、結局一日中痛くて困った。

安静にしたところで、どのタイミングで治るかは分からない。そこで逆に、整理体操のイメージで歩き回ることにした。会社から近所の駅までは距離にして2.8km。ここを徒歩で、いや小走り並みの早足で歩き、時間にして20分程度。このペースで歩いていると、運動による熱で全身の凝りがいくらか治まり、ついでにあれほど痛かった腰痛や股関節痛が落ち着いていた。冷えで筋肉が縮こまってしまい、それを無理に動かそうとするから痛みが走るのかもしれない。その証拠に、電車を降りて身体が冷えてくると、再び痛みを感じるようになった。

ここのところ、骨格筋率の減少が数値としてハッキリと出てしまい、ピークで43%あったのに今日現在では37%にまで低下している。日ごろの筋トレの効果が薄れてしまい、そろそろ負荷を一段階アップする必要が出てきた。まずは腰痛と股関節痛が治るのを待つことになった。

少し遅めの新年会

気遣い一切不要の連中なので、少量の酒でも酔いが強烈にくる。それだけリラックスした環境での、会合となった。

全部食い尽くす

食べる方向にも意識が向いているので、出された料理は全て胃の中へ収まることになった。鉄道屋が集まっているだけに、会話の内容が非常に汚く、周囲から隔離された個室だから助かったものの、オープンな場なら間違いなく白い目で見られるかトラブルに発展するところだった。(例:夜のホームといえばゲロだべーと笑いながら会話しつつ、おじやを喰う。鉄道屋はこの程度は序の口)

楽しい3時間、ありがとうございました。また行いましょうね、お大事に。

砕いて飲む?

「水で飲むタイプの薬、苦手なんだよ」と嘆きつつ、「だから噛んで砕いて飲んでる。どうせ胃に入れば消化されて砕けるわけだし」と。意外と恐ろしいことを平気でやる。

薬、特に錠剤タイプのものは、胃や腸の中で消化されつつ、少しずつ吸収されることで効果を発揮するが、砕いて飲んでしまうと胃液に直接晒されてしまい、効果が半減する可能性がある。また、本来ならゆっくり溶けることが前提になっている薬の場合、砕けていると高濃度の成分を一気に摂取したことになり、想定以上の効果や副作用が出たり、いわゆるオーバードーズと同等の状態に陥ることもある。

デパス、アモバン、マイスリー
▲錠剤の例。去年、向精神薬に指定されたデパス(緑色)と、唾液が苦くなることで有名なアモバン(青色)。一発で効果が分かりそうなマイスリー(桃色)。全てベンゾジアゼピン系の睡眠薬で、依存性あり。

同時に『コップ一杯の水で飲む』という点についても。その理由は、薬を確実に胃まで流し込む必要があるため。薬が喉や食道で引っかかってしまうと、高濃度の薬品に粘膜が触れてしまい、食道炎や潰瘍を引き起こす可能性がある。特にカプセルタイプの薬は、濡れると溶けやすくなり、くっつきやすいので注意が必要。

薬は製造の段階で、体内での消化と吸収のプロセスまで考慮された設計になっているし、どういうものであれ身体にとっては毒物だ。余計な事故を防ぐためにも、指定以外の服用方法をしないほうがいい。どうしても飲めないのなら、事前に医者や薬剤師に伝え、飲みやすい薬に変えてもらうべし。

源泉徴収票

今年から源泉徴収票のサイズがアップして、A6からA5サイズになった。マイナンバー制度の導入に絡むもので、これまでのA6サイズのほうが保管しやすかったのだが、こればかりは仕方ないか。

年収の過去ログとなり、何かあったときに役に立つ材料でもあるので、就職してから毎年受け取っている分はデスク内にしっかり保管している。久しぶりに見直して、同時にネット上に多数掲載されている同年代の平均年収と比べて…うーん…結局は、サラリーマンでしかないと納得。

今後は大きな源泉徴収票になり、同じく保管している市民税通知書もかさばってきているので、保管方法を改める必要性が出てきた。なるべくコンパクトに、そしてスムーズに出し入れできる環境に整えたいところ。

以前ならば、部屋には24時間パソコンが稼動していて、当然寝るときも稼動している。稼動しているということは、少なからず騒音を発している。冷却ファンから発せられる風切り音や、ハードディスクの動作音が主な発生源。知恵と工夫を重ねる静音対策を考えるのは一つの楽しみだけど、意外と手間がかかるし、その手間に見合う効果はわずかなもの。そんなわけで、いつの間にか身体側の対策に切り替えた。要は騒音に慣れてしまえばいい話。おかげで、少々うるさい中でも普段のように寝ることができた。

ところが、24時間稼動のパソコンを撤去して、部屋は静かな環境になった。うるさい状態が普通だと思っていた空間が、今度は無音に変化した。騒音の中で寝てきたこともあって、無音が変な感じだ。この妙な感じのおかげで寝れない日々が続いた。酒に頼ることがあったし、睡眠薬を飲もうとした(いや…飲んだかな?)こともある。ただ、結局はこれも慣れの問題。しばらくすれば、無音で寝れるようになっていた。

無音で寝れることに慣れると、今度は他の部屋の生活騒音が気になってくる。なかなか繊細というか、ずいぶん勝手な性質だと思う。はっきりとした騒音ではなく、聞こえるか否かというレベルの騒音が気になって寝付けない。しかし、今度ばかりは酒や睡眠薬の類は除外したい。目に見える体力低下のおかげで、疲労からくる睡魔は強烈だ。身体は寝ようとしているのに、聴覚だけは元気で睡眠を邪魔している。そこで、強制的に聴覚を切るために、耳栓を突っ込んで寝てみると、とても具合がよく、あっという間に寝入ることができた。しかも、ビニールロープ付の耳栓で、寝返りを繰り返すうちに自然と耳栓が抜けて、翌朝の目覚まし時計はばっちり聞こえる。使うのがちょっとクセになってしまい、出張のお供になった過去もある。

耳栓のおかげで、完全なる無音でないと寝れないようになってしまったのが欠点か。本当は、何かに頼ることなく自然と寝れるのがいいのだけど。