大晦日ということで

当サイトに訪問いただき、本当にありがとうございました。恒例の振り返りと来年の方向性を少々。

  • hinata.jp
  • Apacheのログファイルが順調に増加した結果、解析が困難になりつつある。大雑把な集計でしかないが、一ヶ月あたりのアクセス数は平均で100,000に達し、サーバの年間転送量は612GBという過去最高の数値が出た。今時のSNSとは違って閲覧者と管理者の絡みがあまりない、昔ながらのホームページスタイルなのに、この結果は本当にありがたい。

  • EK9シビックR
  • 今年は訪問者からの問い合わせメールがけっこうあり、車が古くなってきている証拠と感じた。そんなシビックRは、ラジエターを破壊し、オイル漏れの原因をなかなか特定できず、オークションではゴミ部品ばかり落としてしまうという、減点要素が多かった。応じて修繕費用もジワリジワリと上がってしまい、大いに反省すべき部分。リフレッシュ作業がだいぶ落ち着きつつあり、来年は費用を少し抑制できそう。

  • 投資
  • 黒字は確保。ただ、先述したようにシビックRの損失を株でカバーしたことにより、額面は増えることなく激減した。世界情勢が一気にキナ臭くなり、そしてシビックRの修繕費用を抑制できる見通しから、来年は仕切り直しがメインだ。

  • 加齢に伴う体重増加が始まっているようで、晩秋あたりから60kg台に達することが明らかに増えた。基礎代謝の低下に伴い、これまでの運動程度では体重維持が不可能になりつつある。自転車を使った運動を増やしていこうと思う。

    来年に入れば、学生時代からスタートした当サイトも15年目。最初は一日一桁のhitだったものが、いつの間にかこんな規模になって感慨深いものがあります。皆様の貴重な時間を割いてまで閲覧していただいた結果そのもので、心よりお礼申し上げます。よいお年をお迎えください。来年も日向重工をよろしくお願いします。

    気合いを入れて洗車とメンテナンス

    …と言っても、自転車のハナシだが。

    2015年度は一度も洗車していないので、今年はやっておく。2015年4月下旬に浜松御前崎自転車道を走行しており、このときに傷めたブレーキシューがそのままだったりして、散々な状態になっていた。まずはフレーム全体やホイールを乾拭きして砂やホコリをあらかた落としておき、コンパウンドを用いて固着した汚れを除去する。次にブレーキのメンテナンス。接触面には砂粒が食い込んでおり、ピックツールで除去したらヤスリがけし、整ったらOK。だいぶ摩耗しているので、固定位置を微調整してブレーキの効きを万全にしておく。最後にフレーム類をフクピカで拭いておわり。くすんだ色をしていたフレームが、本来の鮮やかなブリリアントブルーに戻り、ついでにフクピカのワックス効果で艶も復活。この一連の流れで、3時間も掛かっていた。

    自転車はEK9シビックRと同い年で、18年が経過している。これだけの年数の中で、交換した部品は前後のハブとチェーンぐらいだ。ブレーキワイヤーやボトムブラケットといったストレスを抱えやすい部品は未交換で、よく見ればカセットスプロケットに歪みまで見つかり、さすがに損傷度合いは酷くなってきている。このままの状態で乗り続けることは危険を伴うことから、来年度にいわゆる近代化改修を行わなければならないようだ。こうなればコンポーネントも一式で揃え直したい。

    自転車の世界には『100g一万円の法則』というものがある。100g軽量化するのに一万円かかり、部品が100g軽ければ一万円アップする。コンポーネントを入れ替えるなら、重量面も少しは気にしてみたいところだ。しかし、乗っている自転車がランドナーなので既に重く、数万円の予算追加で達成した軽量化が、どれくらい効くかは未知数だったりする。

    年末のゴミ出し

    年末年始はゴミ収集が一時的に止まるので、出せるものは出しておきたいところ。もう今年の収集は終わったかな?と思いつつ調べてみると、住んでいる地域の普通ゴミは明日が一旦区切りとなり、次は新年度になってから。よし、まだ一日ある!ということで、急いでゴミを纏め始める。ついでに部品取りのパソコンを2台譲ってもらったので、使える部品、使えない部品を分別して捨てられるものは捨てていく。

    ここで過去の年末大掃除における、廃棄品を振り返ってみる。

    2009年は複数台のテレビやアンプ類、大量のパソコンのジャンクパーツ。当時はまだブラウン管のテレビやモニターが当たり前のように使われていたし、それが無くなったら広々とした場所ができたほど。このときは貧乏だったが(いや、今も)、これを否定するために、部屋にはモノが溢れていた。

    2010年はパソコンのパッケージ類を含めたソフトウェア、パソコン本体や周辺機器。当時は24時間運用のサーバが複数あり、応じてアンチウィルスソフトやOSも大量にあった。これらパッケージはとても大きく、同時に場所を取る。サーバ運用を終了し、ソフトやOSのライセンスも終わったことから、一括廃棄。

    2011年は学習机と「後々使うかもしれない」と思い込んで溜め込んでいたもの、パソコン本体等。部屋の片付けにおいて、最大の障害となるのが「後々…」という考え。モノに対して、こう考えている時点で、その後々というタイミングはまず訪れないのがオチ。学習机は解体して集積所に持っていったところ、誰かに持ち出されるという珍事?が発生。東日本大震災で歪んで危ない状態なのに、大丈夫だっただろうか。その他、ネットゲーム休止に伴い、やはり24時間運用していた複数のパソコンを廃棄。

    2012年は用途を失ったパソコンのパーツ、鉄道模型や鉄道部品を処分してきた。4年連続、パソコンの部品を捨ててきたことになるが、目に見えて減ってはいる。鉄道模型は基本的に売却、鉄道部品は価値のあるものは譲り、残ったものは全てゴミ。

    こんな具合か。排出するゴミを増やさないよう、余計なものは買わないように配慮し続けてきた。年末に集中的に捨てるくらいなら、それ以前の段階で捨てることができるはずで、整理するときは徹底的に整理するようにしている。そして今年は電動RCカーを売却しており、関係するパーツも同時に処分している。これがまたけっこうな量だった。ゴミの排出で確保したスペースは、全てシビックRのスペアパーツ置き場になっている。溜め込んでいたゴミの量に比べれば、スペアパーツの容量はまだまだ少ない。

    パソコンの分別解体が終わり、掃除機をかけて一区切り。明日仕上げてしまえば、今年の整理整頓作業は完了となる。

    大原隧道

    jQueryの構文格闘に若干飽きてしまい、気分転換を兼ねて自転車でひとっ走り。今日の目的地は、横浜市南区にある大原隧道に設定。ここは水道幹線路と公道併用のトンネルで、今も現役の水道施設として使われている。1927年6月に着工、翌年7月に完成した過去から、100周年もだいぶ近づいてきている。自宅から片道25km程度となれば、体調を整える軽い運動にはちょうどいい。

    大原隧道

    流し気味のペースで1時間半ほど走り続け、大原隧道に到着。子供のころは坑門工の上端までよじ登って遊んでいたが、今考えるとずいぶん恐ろしいことを平気でやっていたと思う。夏場の夜は霞が掛かって、これが『出そう』な雰囲気をかもし出していた。トンネルの地下1mほどのところに、コアとなる水道管が埋設されているそうだ。兄弟トンネルとなる東隧道については、道幅が狭い割りに交通量がとても多く、のんびり見物できる環境ではないため近寄らなかった。

    大原隧道を通過後、足腰に負荷を与えるため今度は三春台まで登坂。土地柄、寺院が多くて静かな雰囲気の町となる。標高は40m程の台地ながら、坂道は数百メートル程度の距離しかないため、どこもやたら急な角度だ。トレーニング不足の身には、短時間の登坂でも苦しい。上りがあれば、下りもある。横浜の急な坂道といえば?という問いで、あるある的な扱いをされる『旧坂』を駆け下りて帰路に入る。

    横浜の旧坂

    高台から見渡す景色は、昔とずいぶん変わってしまった。緑地の丘が多かったのに現在はいくつものマンションが建設されているし、かつては横浜港まで見えたものだが、現在は建築物で見えなくなっている。在籍歴のある太田小学校は当時と変わらなかったが、各学級のクラス数と在校生数があまりにも少なく、少子化を目の当たりにすることになった。私がいたころは、複数クラスで40人近くが詰め込まれていた記憶があるが…。

    往復3時間、50kmの距離でお気楽ペースとなり、午前のうちに帰ってくることができた。しかも足腰に負荷を与えられるとなれば良質な周回コースといえるが、交通量が多いのがネック。

    冬休みぃ

    仕事納め。出勤日がうまい具合に並んでくれたおかげで、数年ぶりの冬休みとなった。冬場なので遠出はできないし、ここしばらくの勤務状況による慢性的な疲労を回復させ、体調を良くすることに徹したほうがいいようだ。休みだからといって、ダラダラ過ごすよりはメリハリをつけた生活を送りたいところだ。というのも、2010年2月1日からスタートしたダイエット生活がすっかり馴染み、ついでに加齢による新陳代謝の低下も相まって、さらには疲れると食欲がコントロールできなくなっており、体重が上昇中。この冬休み期間が、今後を左右する重要なシーズンになるかもしれない。

    jQuery

    夜勤明けの日。帰宅後、シャワーと朝食を終わらせ、以後昼食と夕食以外はパソコンに向かってひたすら作業。夜勤明けなのに、寝ないでパソコンに向かい続けるのは、ネットゲームに足を突っ込んでいたとき以来のこと。当時と違って年齢を重ねているので、無茶ができなくなっているらしく、夕暮れから自分がなにをやっているか全く分からなくなって作業終了。夕食後は、今日一日続けた作業の削除処理で終わり。

    EK9シビックRのページにおいてパソコン上から見た場合、写真を画面左側に、メニュー項目を画面右側に配置している。ページを下にスクロールするにつれて、写真は上側で固定されたままなので、左側部分が黒帯ゾーンとして続いてしまい、見た目が寂しくなっている。世間にはjQueryと呼ばれるJavaScriptライブラリがあるそうで、これを使えばスクロールしても指定した項目が画面内に留まるように設定できるという。そうなれば、画面左側の写真ゾーンを自由に動かして、寂しい見た目を補うことができるかもしれない。さっそくjQuery使ってみて、あれこれ試しているのだがうまくいかず、一進一退を繰り返しているところだ。この手の構築ネタは苦労してみないと分からない部分が多く、この試行錯誤が最も面白い瞬間なので、しばらくは時間つぶしに困ることはない。

    やりたいこと、実現したいことは一つで、動作原理も結局は似たようなものと思うが、数多くある解説サイトの分だけ構文パターンが存在するのが悩ましいところ。

    完成は遠い?

    Search Consoleのモバイルユーザビリティ上でエラー判定が下されたことで、サイト全体の見直し作業に発展。22日の夜から再チェック作業がスタートしたところで、ほぼ全てのページにおいて改善できる点がある。Webサイトデザインの勉強みたいなことを繰り返していたら時間がどんどん経過し、ようやくindexページだけ納得できる状態に達した。このまま続けていくと、見た目は変わらないが中身は改良となり…新幹線における、N700-0系とN700-1000系の違いみたいなものか。

    単純なHTMLと画像データだけの、旧来のホームページスタイルを維持しつつ、新たな要素を少しずつ加えていく。比較的自由が利くサーバがあるのだから、これを使わない手は無い。Webサイトにおける技術的な解説を行っているところは数多くあり、それらを読みながら実際にテストページを作り、サーバへアップロードして実体験することを繰り返している。うまくいくわけがなく、殆ど失敗しながらの勉強となり、このあたりは完全に『習うより慣れろ』だ。おかげでhttpdのエラーログが大変なことになりそう。

    学生時代に作ったHTML4.01仕様のページをレスポンシブウェブデザイン化でHTML5に変更し、このタイミングでぐちゃぐちゃにしてしまったCSSファイルが、現在まで至っている。いくらか改良して読み込み時間を減らしたまではいいが、今度はページ毎に微妙な違いを発生させてしまい、結局は改良前と大差なし。ベースファイルを設置し、次に個別ページ用の別ファイルを設置するようにして、再調整を続けている。

    複数の作業を平行して、少しずつ進めているものだから、終わりは見えてこない。限りあるリソースをサイトの再構築だけに集中するわけにはいかず、シビックRの給油と洗車、水漏れを起こした水道の蛇口の修理をやり、年賀状を書き上げ、部屋の掃除と、この二日間はダラダラすることはなかった。

    マイナス金利

    春先を思わせるような、とても暖かい冬の日となった。

    複数ある貯金用の銀行口座において、通帳への記帳は一年に一度にしているものがある。本当は仕事帰りの昨日中に記帳したかったのだが家に忘れてしまい、今日になった。季節外れの気候を楽しむことを兼ねて、近所の銀行支店まで出掛ける。暖かさに惑わされたのか、小さな虫がフワフワ飛び回っている光景をよく目にする。

    銀行のATMに通帳を突っ込み、数分の待機。貯金用口座だけに、預け入れのタイミングは、基本的には給料日だけ。12か月分の行数に、年2回の利息振込みで、合計14行が印字される。出てきた通帳をチェックすると、確かに14行、予定通りの額に貯金額が増加しており、これについては継続するとしてだ。利息としての2行分の額が、あまりに強烈過ぎる数字に変わり果てていた。

    マイナス金利が実行されたのが、今年の2月16日。日本銀行と各金融機関での施策なので、現状では個人の口座から改めて利息を取られることはない。その一方で、個人の口座への影響は無いとは誰も言っておらず、利息が一桁になっていた。特に今年後半分。駄菓子屋でベビースターラーメンが買えるくらいの利息がついていた例年からすれば、影響はあまりにも大きい。他の銀行においても、ボーナス時期に定期預金キャンペーンがあってよく利用していたのだが、マイナス金利の影響からか今回は一切無し。この時期に仕込んでおけば、ほぼノーリスクで旅先でのジュース代くらいは殖やすことができた。一つの口座では小さな額でも、複数で展開すればけっこう大きくなる。

    定期預金を含めた預金金利が0%に近く、特別キャンペーンもなし。その裏側では、貸出金利が高いカードローンを勧誘してくるなんて、ずいぶん舐めたことをしてくれる。このような企業にはびた一文出すわけにはいかず、カードローンの勧誘の葉書も受け取り拒否で送り返す。マイナス金利が続く以上は、金融株も微妙な具合が続きそう。ホント、マイナス金利恐るべし。

    モバイル ユーザビリティ?

    2015年4月21日にGoogleの検索アルゴリズムがアップデートされ、スマホを意識したWebページを作ることが要求されるようになった。アップデート日に備えてページを作り直し、レスポンシブウェブデザイン化を推進し、無事に仕上げることができた。それから一年半以上が経過した今日現在のhttpdログを解析すると、閲覧者の半分以上がスマホだ。Webサイトを見るメインツールは、もはやパソコンではないようだ。

    現状でもスマホでの閲覧に問題はなく、モバイルフレンドリーという合格状態なのだが、Search Consoleのモバイルユーザビリティ上では『コンテンツの幅が画面の幅を超えています』としてエラー判定になり、次々とページがカウントされるようになった。手持ちのスマホやレスポンシブウェブデザイン用のテストサイトにおいても、画面の幅を超えるような異常は見られないが、Googleのページデザインの解説を読み直しながら、一つひとつ見直していく。同時に、散らかった外部CSSのファイルを統合し、読み込み時間を減らすような工夫を施す。

    再チェックを行っていると、不満点や改善できる部分、文章のミスが出てくるなんてザラ。昔ながらのホームページスタイルは、今では数少なくなった背景もあって、捨てるわけにはいかず…。さて、今夜は何時ごろに区切りをつけられるだろうか。

    今年の冬至は21日

    冬至なのに、日中は暖かかった。

    世間的には「最も昼が短く、最も夜が長い」とされるが、日の出、日の入りの時間をよく見ると厳密には異なる。日の出が最も遅くなるのは、今日から約半月後、年明け。逆に日の入りが最も早いのは冬至の約半月前、12月初頭になる。もうしばらくは夜の長さを実感できるが、1月中旬あたりになると早くも日の入りが遅くなるのが目に見えてくる。

    15時過ぎにはもう日の傾きが感じられ、16時近くになると、西日に照らされる自分の影が長い。数分のうちに太陽が沈んで、夕方から夜へ刻々と変化していく。この僅かな時間で大きく変化する空が昔から大好きで、晩秋から冬至までの一ヶ月間は一年の中で最高のシーズン。日没が早いだけで時間は普段と変わらないのに、なぜか早く帰らないと!という焦りが、妙に心地よく感じられる。今年も、最高のシーズンを存分に堪能した。来年もまた、日没へのカウントダウンをじっくり味わうことにしよう。

    腰を温めるべく熱い風呂に入って、その後の夕食はかぼちゃの小鉢付き。