天候が悪く、シビックRをいじるわけにはいかず。気温が低くなっていることから、身体を十分に休めておくチャンス。というわけで今日一日は、自宅警備モード。かといって本当に何もしないことはなく、クローゼットからパソコンを引っ張り出して、せっせとセットアップ。起動試験と状況調査を行うことにした。
パソコンと呼んでいるが、実際はどこかの組織が使っていたラックマウント型サーバ。高さ45mmという薄さで、別名ピザボックスサーバ。役目を終えて廃品として放出された結果、私のところにやってきた。狭いケース内で高発熱の部品を抱え込んでいることから、小型高速ファンを内蔵しており、凄まじい騒音を放つ。
電源ケーブルを接続した時点で、電源装置のファンが稼動して換気を開始。スイッチを入れると、掃除機、ドライヤー、旧世代のターボファンエンジンを混ぜ合わせたような音が響き渡り、本当にやかましい。まずはBIOSとBMCファームウェアのアップデートを行うためにWindows7をインストールするが、ところどころで細かい問題が起きてスムーズに進まない。このとき、電動ファンが最高回転に達し、その騒音印象は飛行機の離陸を思い浮かべたほど。
一連の作業を終えたら、FreeBSDをインストールしてみる。今月中旬に10.2-RELEASEがリリースされ、さっそく使ってみることになった。過去、長らくFreeBSD 4を愛用していた身からすれば、画面上に表示されたアスキーアートによるFreeBSDの文字とデーモン君の輪郭は、過去とは全く違うバージョンであることをいきなり体感させられることになった。インストールそのものは全く問題が起きず、Windows7の手間に比べたらあっけないもの。
しばらくはFreeBSD 10.2-RELEASEのインストール、設定変更、削除からの再インストールというループを繰り返して、思い出し訓練を続けることになりそう。古くはMS-DOS、FreeBSD 4の運用経験が今なお残っているのか、相変わらずLinuxはとっつきにくかった。