再開

何かと話題を提供してくれるボーイング787。先月末から臨時便として運行再開していて、今日からは定期便が再開した。

ドリームライナー

ある日、全日空の格納庫へ行く機会があった。これで日本航空と全日空の両方を訪れたことになる。格納庫に何がいるかは当日まで不明で、究極のハズレは何もないことになり、それだけは…と願いたくなる。引退が近づくボーイング747なら最高だし、ボーイング777(特に-300)でもいい。あの超極太エンジン一つでも、見る価値がある。

実際に入場すると、そこにいたのはボーイング787だった。運行再開に向けて、入念な準備を行っている真っ最中。巨大さはないものの、間近で見れば十分に大きく、そしてはっきりとした美しさを感じた。新幹線でも同じことが言えて、新機種になるにつれて、無駄のない滑らかなデザインが、一種の美しさとして感じているらしい。この機種の特徴の一つとして、ボディ本体は複合材でできており、Made in JAPAN。従来の合金製ボディとは、全く異なったコンセプトでできている。その割には、従来の合金製ボディのようなリベットの痕跡があちこちにあり、一見すると違いなんて全く分からない。一度は乗ってみないと、ボーイング787を完全に理解したとは言えない。また日帰りで飛び回ってくるかな。

制限だらけだった日本航空と違い、全日空は緩かった印象を持った。この写真は、全日空によって事前にチェックを受けており、正式に公開許可を得ているものだ。セキュリティを考えると、こんなことは普通は考えられない。他にも見学一つにしても、機体に触れられるくらいまで接近することが許された。いろいろ見学していたりするが、ここまで緩い制限は初めてかもしれない。

運行再開に向けて仕事が多い中、見学を受け入れてくれた全日空に感謝します。