安倍峠

今日は安倍峠へ行ってみた。起きたのが午前2時30分で、出発したのが3時。東名高速は横浜町田ICから入るのが通例だが、今日は別件で首都高3号線側から入った。長距離トラックが一斉に東京都心へ向かう様を見ると、物流を担う重要な道路ということを改めて認識する。

対する下り線も早くも混み始めるものの、流れは順調。東名高速静岡ICを降りて、国道1号線を横断し、県道27号線へ入る。安倍川沿いに走り続けることになり、途中から県道29号線に番号が変わりつつ、ひたすら北上を続ける。両側2車線道路だったのが、1車線道路になったりして、峠道らしい変化に富んだ道。県道29号線に入ったのが7時過ぎということもあり、交通量はほんの僅か。すれ違いに神経を使うことなく、かなりスムーズに走ることができた。

途中で給油しつつ、のんびり走って、中継地点となる梅ヶ島温泉を通過したのが8時近く。ここからがメイン。山梨県と静岡県を跨ぐ豊岡梅ヶ島林道に突入する。ところどころ「落石注意」なんて警告が目に入るが、現在進行形で落石し続けている。石を踏んでパンクしたら面倒なことになるし、屋根にヒットしても面倒なことになる。対向車が来てもすぐに対応できるように、徐行で走る。

安倍峠とEK9

県境となる安倍峠に到着。道路の継ぎ目が県境となっているようだ。車は静岡県に止まっていて、私は山梨県に立っている。ここから山を下ることになるが「下りのほうが危ない」ので、より慎重な運転を…。と、思っていた矢先に、どんどん濃くなる霧。

山梨県道808号大城小田船原線

霧というか、雲の中を走っている。視界はほとんど無し。ヘッドライトが全く役立たずで、白線をトレースするように時速10km/hほどで下る。舗装路なのに砕けた石でダート状態だし、ところどころで小規模な土砂崩れが起きている。県道808号線から、国道52号線へ入る。JR身延線を横目に、国道300号線の本栖湖方面から帰路を取る。ここまでくれば、庭みたいなもの。スムーズに帰ることができた。