EK9シビックRのメーターパネルは、カーボン柄の印刷が専用装備の一つとなっている。当時のホンダらしい、おチープなデザインなのだが、通常グレードのシビックや、EK系シビックをベースした他車種に比べるといくらか質感が増してくるから、妙に不思議な部分だったりする。

EK9専用メーター

見慣れたカーボン柄のメーターユニット。過去にはミスで塗装を剥がし、さらに駆動系も壊しながら、その度に復活してきた。

さて、EK9で快適生活(現、BRZで快適生活)外部リンク:BRZで快適生活さんからお送りいただいたMail BOXlinkには、超貴重なパーツを同梱させてもらっている。

リアルカーボンパネル

リアルカーボンパネルだ。メーターユニットを分解し、カーボン柄のパネルに貼り付けて装着する。重ね合わせて装着するため、厚さは0.25mmで、手に持つとペラペラのシート状だったりする。本物のカーボンなので導電性もあり、テスターによる測定では15Ωほどだ。

2000年代後半において、オークション上で新品として売られていたパーツで、余裕ができたら入手しようと思っていたら、いつの間にか出品されなくなっており、しかも中古での再出品もない。基本的には入手できなくなってしまったパーツだけに、手にすることができて本当にうれしかった。

装着

さっそく装着だ。車体からメーターユニットを外す方法は、BRZで快適生活さんでのメーターバルブを交換したレポート外部リンク:BRZで快適生活に詳しく記載がある。

分解完了

メーターユニットをここまで分解し、カーボンパネルの装着準備に入る。

剥離紙

小さく三角状に折られ、簡単に剥がせるようになっている剥離紙は、BRZで快適生活管理者様の心遣い。その下にある両面テープはオリジナルとのこと。現車から外すために、ジッポーライターのオイルで両面テープの粘着成分を一旦溶かしているものの、オイルが揮発すると粘着性がある程度戻るらしい。

カーボンパネル装着完了

パネルに貼り付けた直後。両面テープの粘着性に問題はなく、貼り付けた後に位置が気に食わず、微調整しようとしたら強固に貼り付いており、ヒヤヒヤさせられる場面もあった。納得できる位置に貼り付けたら、表面に付着したホコリを徹底的に掃除して、メーターユニットとして組み立てていく。

ユニットを車体に組み込んで作業完了

メーターユニットを車体に組み込んで、外していた部品を全て元に戻せば作業完了となる。つい15分前の、印刷によるカーボン柄と違い、質感の高いリアルなカーボンパネルが視界に入り、ものすごい満足感だ。見た目からしてとても良くなり、雰囲気が激変した。

ジッポーオイルでクリア層に僅かなダメージが入っていたそうだが、修復しようとするとより状態が悪くなる恐れがあったのと、経歴や勲章の一つになることから、完全にノータッチで組み込んだ。

メーターユニットの分解は、面倒でも部屋内に持ち込んでから行うべきだった。というのも、車内で分解すると場所柄、ホコリが常に漂っているため、次から次にメーターパネルに付着してしまい、清掃が追いつかなくなってしまう。現車のメーターユニット内には、入念に清掃したつもりでもホコリが残っており、黒いパネルがメインとなっていることから、妙に目立ってしまう。ホコリを吹き飛ばすのではなく、つまみ出す…それこそ時計修理並みの丹念な清掃が必要になってくる。気が向いたときにでも、再清掃だ。

走行距離:253,540km